今季よりロサンゼルス・エンジェルスの一員となった菊池雄星は、開幕から2度先発するも初白星はまだ手にしていない。シカゴ・ホワイトソックスとの開幕戦、前回登板のセントルイス・カーディナルス戦の、いずれも6イニングを投げ3失点と、ゲームは作ったもののチームはどちらの試合も敗れている。
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現地4月2日のカーディナルス戦では、2本塁打を浴び5つの四球を記録、球数は104球を数えた。菊池の降板後、エンジェルスは一時逆転したものの、救援陣が2イニングで9失点と大炎上し、5-12というスコアで敗戦。開幕2試合目からの連勝が4で止まることとなった。
この試合では終盤、リリーフ陣が打ち込まれ大量失点を喫したものの、現地識者からは逆転負けについて、日本人左腕の責任も小さくはなかったと指摘する声があるようだ。そして、エンジェルス移籍後の菊池のピッチングについても苦言を呈している。
「ユウセイ・キクチは『エース』として迎え入れられたが、その期待通りの投球は見せられていない」
そう綴っているのは米メディア『FANSIDED』のエンジェルス担当記者、スティーブ・パレロ氏だ。4月5日の記事において、ここまでの菊池の内容を振り返っている。
パレロ氏は、昨季ヒューストン・アストロズ在籍時の菊池のパフォーマンスが再現出来ていないと主張。当時と比較し、奪空振り率の低下や平均球速も落ちているなどと分析しており、「キクチはヒューストンで成功したときと同じ球種の配分を維持しているが、同じような結果が出ていない」と訴える。
また、カーディナルス戦の内容についても、チームが直前の2試合で延長戦を戦ったことで、救援陣が疲弊した状態だったと評し、「(菊池が)本物の『エース』ならこういう試合でマウンドに立ち、チームを勝利に導く投球をするはずだった。しかし内容は、『敗因ではないが救世主でもなかった』というものだった」と論じている。
菊池の現状を踏まえパレロ氏は、「まだシーズン序盤とはいえ、昨季の好調時と同じ投球スタイルを続けているにもかかわらず、球速の低下や空振りを奪えない点はやはり不安材料だ」と見解を示し、「もしかしたら、これから調子を上げていく段階なのかもしれないし、あるいはファンに約束された『エース像』は幻想だったのかもしれない」などと綴っている。
菊池の次回登板予定は4月10日のタンパベイ・レイズ戦。期待に応え、周囲を納得させる投球が求められている。
構成●THE DIGEST編集部
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現地4月2日のカーディナルス戦では、2本塁打を浴び5つの四球を記録、球数は104球を数えた。菊池の降板後、エンジェルスは一時逆転したものの、救援陣が2イニングで9失点と大炎上し、5-12というスコアで敗戦。開幕2試合目からの連勝が4で止まることとなった。
この試合では終盤、リリーフ陣が打ち込まれ大量失点を喫したものの、現地識者からは逆転負けについて、日本人左腕の責任も小さくはなかったと指摘する声があるようだ。そして、エンジェルス移籍後の菊池のピッチングについても苦言を呈している。
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パレロ氏は、昨季ヒューストン・アストロズ在籍時の菊池のパフォーマンスが再現出来ていないと主張。当時と比較し、奪空振り率の低下や平均球速も落ちているなどと分析しており、「キクチはヒューストンで成功したときと同じ球種の配分を維持しているが、同じような結果が出ていない」と訴える。
また、カーディナルス戦の内容についても、チームが直前の2試合で延長戦を戦ったことで、救援陣が疲弊した状態だったと評し、「(菊池が)本物の『エース』ならこういう試合でマウンドに立ち、チームを勝利に導く投球をするはずだった。しかし内容は、『敗因ではないが救世主でもなかった』というものだった」と論じている。
菊池の現状を踏まえパレロ氏は、「まだシーズン序盤とはいえ、昨季の好調時と同じ投球スタイルを続けているにもかかわらず、球速の低下や空振りを奪えない点はやはり不安材料だ」と見解を示し、「もしかしたら、これから調子を上げていく段階なのかもしれないし、あるいはファンに約束された『エース像』は幻想だったのかもしれない」などと綴っている。
菊池の次回登板予定は4月10日のタンパベイ・レイズ戦。期待に応え、周囲を納得させる投球が求められている。
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