オープン戦は打率.121(33打数4安打)と絶不調だった2023年の首位打者・オリックスの頓宮裕真が開幕から11試合に出場し、打率.388、5本塁打と爆発。首位戦線を走るオリックスのキャプテンとしてチームを牽引している。
3月22日、阪神とのオープン戦(京セラ)でホームランを放った際、頓宮はこう語っていた。
「いいスウィングができたんで、それが一番良かったです。どうしてもヒットを打ちたいっていう気持ちで、毎日こうしたりああしたりやってたんですけど、結局、やると決めたことをやらないと、1試合だけじゃ何も分からないと思ったので。練習からいいスウィングができてたので、そのまま変えずに行こうと思って。結果よりもボールの見え方とかが大事だと思うので」
技術的には足の使い方がポイントになっていたようだ。「右足が今までその場で回転しすぎてたので、だから横の回転ばっかりになってたので、練習から左足にしっかり右足をぶつける感覚で」バッターボックスに入っていたという。 23年に打率.307を記録して首位打者に輝き、16本塁打も放つなどブレイク。だが、昨季は一転して打率1割台(.197)と不振に陥った。今年のオープン戦も数字だけ見れば決して芳しくはなく、チームも最下位に終わった。だが、開幕後は打撃絶好調。チームも投打が噛み合い、ビハインドの試合でも最後まで諦めない野球を見せてくれているのは、昨年とは大きな違いだ。
「別に負けたいと思ってやってる人もいないんですけど、もっとみんなでっていうことを出していけば。一人一人仕事はあると思うんですけど、誰がヒット打とうがチームでやってることなんで。しっかりベンチも盛り上がることが大事かなと思います」
キャプテンとして、全員野球でペナントを乗り越えていこうという覚悟を持った復活した頓宮のバッティングに期待したい。
文●THE DIGEST取材班
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「いいスウィングができたんで、それが一番良かったです。どうしてもヒットを打ちたいっていう気持ちで、毎日こうしたりああしたりやってたんですけど、結局、やると決めたことをやらないと、1試合だけじゃ何も分からないと思ったので。練習からいいスウィングができてたので、そのまま変えずに行こうと思って。結果よりもボールの見え方とかが大事だと思うので」
技術的には足の使い方がポイントになっていたようだ。「右足が今までその場で回転しすぎてたので、だから横の回転ばっかりになってたので、練習から左足にしっかり右足をぶつける感覚で」バッターボックスに入っていたという。 23年に打率.307を記録して首位打者に輝き、16本塁打も放つなどブレイク。だが、昨季は一転して打率1割台(.197)と不振に陥った。今年のオープン戦も数字だけ見れば決して芳しくはなく、チームも最下位に終わった。だが、開幕後は打撃絶好調。チームも投打が噛み合い、ビハインドの試合でも最後まで諦めない野球を見せてくれているのは、昨年とは大きな違いだ。
「別に負けたいと思ってやってる人もいないんですけど、もっとみんなでっていうことを出していけば。一人一人仕事はあると思うんですけど、誰がヒット打とうがチームでやってることなんで。しっかりベンチも盛り上がることが大事かなと思います」
キャプテンとして、全員野球でペナントを乗り越えていこうという覚悟を持った復活した頓宮のバッティングに期待したい。
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