ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツが人気爆発中のスポーツ、ピックルボールをやめたようだ。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が報じた。

「ピックルボールは、一夜にしてアメリカ全土で大人気のスポーツになった。たとえあなたがプレーしていなくとも、兄弟、親、叔父、叔母、友達、同僚など、周囲にプレーしている人がいるだろう。ピックルボールのコートは目覚ましいペースで増えており、ストリーミングサービスで放映されるほどの人気ぶり。瞬く間にアメリカで最も人気のあるスポーツになる可能性がある」

　テニスから派生したピックルボールは、多数の穴が空いたプラスチック製のボールを打ち合うスポーツ。打球速度が遅いため老若男女を問わずに楽しめるスポーツとして大流行している。

「ベッツもピックルボールの大ブームに巻き込まれている。彼の敏捷性は、このスポーツにぴったりだろう。しかし、今後ベッツがコートに立つことはなさそうだ。ベッツは、"もう終わりだ。もうプレーしない"と語った」

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  　今シーズンから遊撃手に固定されたベッツは、外野手時代に比べて身体的な負担が大きいようで、「ピックルボールによる何らかの筋肉痛（あるいはそれ以上の症状）を起こすのは避けたいようだ」と同メディアと伝えた。

「アンドリュー・フリードマン編成本部長は昨春に選手と話し合い、多くの選手がピックルボールをプレーするのは、球団の最終的な成功にとっていいことではない」

　球団の方針もあってピックルボールをやめたベッツは、「またゴルフにはまっているんだ。いまは遊撃手をやっているから、（ピックルボールのように）走り回る時間がなくてね」と語ったという。

　ベッツはボウリングでパーフェクトゲームを達成するなど、スポーツ万能ぶりが知られている。

構成●THE DIGEST編集部

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