ロサンゼルス・ドジャースの先発ローテーションの一角を担うブレイク・スネルが、今シーズン最初の２試合に登板後、左肩の炎症のため現地４月６日（日本時間７日）に15日間の故障者リスト入りした。サイ・ヤング賞の受賞経験もあるスネルの離脱は、ドジャースにとって大きな痛手となる。

　故障者リスト入り後、復帰に向けて調整を進めていたスネルは、シカゴ・カブスとの3連戦中にリグレー・フィールドでブルペン投球を行なう予定だった。しかし『L.A.タイムズ』のジャック・ハリス記者によると、この予定はキャンセルされ、再び投球を見合わせることとなったという。これは、スネルが前日のキャッチボールで「まだ気分が良くなかった」ためだと、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は話している。
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  　この状況についてロバーツ監督は、スネルがチームとともにロサンゼルスに戻り次第、再検査を受ける予定であることを明らかにした。しかし、現時点では特に心配はしていないとも述べている。

　ロバーツ監督は、現時点ではスネルの投球について「慎重に進めていく」つもりであることを強調。「我々からスネルへのメッセージのひとつは、シーズン後半を見据えているということだ。もし少しでも不快感があるなら、無理に我慢しようとしないでほしい」と述べ、スネルの健康を第一に考え、焦らずに回復を待つというチームの方針を明確にしている。

構成●THE DIGEST編集部

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