圧巻の108球だった。
現地4月25日、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズは、敵地ロサンゼルス・ドジャース戦に先発登板し、大谷翔平を3打数無安打に抑えるなど、7回途中5安打無失点、9奪三振、無四球と好投。チームを3対0の完封勝利に導き、3勝目(2敗)を挙げた。今季6先発の成績は、これで防御率2.39、WHIP0.80だ。
昨季のナ・リーグ新人王に輝いたスキーンズ。この日は、初回から大谷、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンの“MVPトリオ”を三者凡退に抑えると、以降、毎回走者を出しながらも無失点投球が続いていく。7回先頭のウィル・スミスを空振り三振に仕留めたところで降板し、注目が集まる山本由伸との投げ合いに勝利した。
貫禄の投球で存在感を発揮するスキーンズは、試合後、報道陣の取材に対応。パイレーツの地元放送局『SportsNet Pittsburgh』が映像を公開しており、22歳の怪物は「クールだった。ただ投げるべき球を投げられた。2、3点取られてしまうこともあるが、今日はゼロだった。気分がいい」と充実感をにじませている。
【動画】鋭い変化球で大谷翔平を空振り三振に抑えたスキーンズ
また、スター揃いのドジャース打線に関しては、「たとえいい球を投げたとしても、何とか塁に出ようとしてくる」と評し、「きょうの方が間違いなく、過去に2度対戦した時よりもいい投球ができた」と自身の出来を高く評価。「彼らは本当に良い打者だ。だからイニングを乗り切る方法を見つけなければならない」と続けていた。
さらに動画内では、「すべてが順調なわけではないが、必要な時に、必要な球を投げられている」と自信を口にした。今季のサイ・ヤング賞候補には、今後も大きな注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「すべてがうまくかみ合っていない」ド軍ロバーツ監督が苦悩「スキーンズは球界屈指の投手。何もできなかった」山本由伸は22年8月以来の4四球
【記事】「現代の王朝的存在」「エリート主義のドジャース」から全米中継で大勝利、地元記者が快哉! 怪物スキーンズ、会心ピッチ「完全に主導権を握っていた」
現地4月25日、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズは、敵地ロサンゼルス・ドジャース戦に先発登板し、大谷翔平を3打数無安打に抑えるなど、7回途中5安打無失点、9奪三振、無四球と好投。チームを3対0の完封勝利に導き、3勝目(2敗)を挙げた。今季6先発の成績は、これで防御率2.39、WHIP0.80だ。
昨季のナ・リーグ新人王に輝いたスキーンズ。この日は、初回から大谷、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンの“MVPトリオ”を三者凡退に抑えると、以降、毎回走者を出しながらも無失点投球が続いていく。7回先頭のウィル・スミスを空振り三振に仕留めたところで降板し、注目が集まる山本由伸との投げ合いに勝利した。
貫禄の投球で存在感を発揮するスキーンズは、試合後、報道陣の取材に対応。パイレーツの地元放送局『SportsNet Pittsburgh』が映像を公開しており、22歳の怪物は「クールだった。ただ投げるべき球を投げられた。2、3点取られてしまうこともあるが、今日はゼロだった。気分がいい」と充実感をにじませている。
【動画】鋭い変化球で大谷翔平を空振り三振に抑えたスキーンズ
また、スター揃いのドジャース打線に関しては、「たとえいい球を投げたとしても、何とか塁に出ようとしてくる」と評し、「きょうの方が間違いなく、過去に2度対戦した時よりもいい投球ができた」と自身の出来を高く評価。「彼らは本当に良い打者だ。だからイニングを乗り切る方法を見つけなければならない」と続けていた。
さらに動画内では、「すべてが順調なわけではないが、必要な時に、必要な球を投げられている」と自信を口にした。今季のサイ・ヤング賞候補には、今後も大きな注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
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