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「今年一番の出来かも」ロバーツ監督が佐々木朗希の粘投を称賛! メジャー初勝利は持ち越しも次戦に手応え「本当の自信がつき始めた」

THE DIGEST編集部

2025.04.28

佐々木はメジャー初勝利が持ち越しとなったが、パイレーツ戦の投球内容に指揮官は高い評価を与えている。(C) Getty Images

佐々木はメジャー初勝利が持ち越しとなったが、パイレーツ戦の投球内容に指揮官は高い評価を与えている。(C) Getty Images

 日本の若き剛腕が粘投だ。

 現地4月26日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希は本拠地ピッツバーグ・パイレーツ戦で今季6度目の先発登板を迎え、6回途中5安打3失点、4奪三振2四球で降板した。またも初勝利が持ち越しとなったが、メジャー自己最多の93球を投げ、8対4の勝利に貢献した。
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 今夜の投球内容には、指揮官も高い評価を下している。この日はプレーボール直後、1番のオニール・クルーズに初球を捉えられ、中越えの先頭打者アーチを浴びた佐々木。しかし後続3人をきっちりと打ち取り、2回以降は徐々に落ち着きを取り戻していく。

 5回は連打からクルーズの2点適時打を浴びるが、6回2死走者なしから死球を与えたところで降板を告げられた。クオリティ・スタート(6イニング以上を投げ、自責3点以内に抑えること)達成は、これで2試合連続だ。
 
 試合後、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督は、佐々木の投球を称賛。地元放送局『Sports Net LA』が会見映像を公開しており、そのなかで指揮官は、「ストライクを効果的に投げられているという意味で、今年一番の出来かもしれない。打者への攻め方、変化球と速球の使い方が本当に素晴らしかったと思う」と話している。

 また、先頭打者弾を浴びた後の投球に関しては、「落ち着いているようだった」との印象。「徐々に、本当の自信がつき始めたように思う。ストライクを投げる数も確実に増えてきた。効率が格段に上がり、より長いイニングを投げられるようになってきた」と分析した。加えて、「どんどん自信を深めていると思うし、見ていて楽しい」と、日本人ルーキーの今後に手応えをにじませていた。

 確かな成長を見せている佐々木。メジャー初勝利の日もそう遠くないはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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