MLBロサンゼルス・ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は現地４月27日、今季大活躍を見せているトミー・エドマン（ドジャース）を獲得したトレードが「世紀のスティール」だったと昨季の球団の動きを絶賛した。

【画像】ドジャース奥さま軍団が披露した“美しき本格和装姿”を総チェック！ 　エドマンは昨季トレードデッドライン直前に成立した３チーム間トレードでセントルイス・カーディナルスからドジャースに加入。ポストシーズンではリーグ優勝決定シリーズでMVPに輝くなどチームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献し、オフに５年7400万ドル（約106億円）の契約延長を勝ち取った。

　今季は持ち前の俊足巧打に加えて、特に長打で異彩を放っており、８本塁打とリーグ３位タイを記録しているエドマン。現在の長打率.514はキャリアハイの数字であり、左右両打席から快音を響かせている。

　同メディアのダグ・マッケイン記者は今季のエドマンの活躍について「ドジャースが世紀の掘り出し物を見つけたと証明し続けている」と称賛。球団に対しても「現代最高のトレードの一つを成立させた」と賛辞を送った。

　ドジャースはエドマンのトレードでほかにもシカゴ・ホワイトソックスから剛腕投手マイケル・コペックを獲得しており、対価として放出したのも低迷が続く三塁手ミゲル・バルガスらプロスペクト３選手と、やはり現時点ではドジャース圧勝といえる内容だ。

　負傷離脱していたとはいえ、同じリーグのライバルであるカーディナルスから世界一の原動力になる選手の引き抜きに成功したドジャース。フロントの手腕は、今後もエドマンが活躍するたびに称賛されるべきなのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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