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MLB

菅野智之、強力ヤンキース打線を相手に5回無失点8奪三振の好投! 今季3勝目の権利を得てマウンドを降りる

SLUGGER編集部

2025.04.29

“魚雷バット”を武器にリーグトップの得点力を有するヤンキース打線を相手に力投した菅野。ジャッジにマルチ安打を打たれたとはいえ、5回無失点と好投した。 (C)Getty Images

“魚雷バット”を武器にリーグトップの得点力を有するヤンキース打線を相手に力投した菅野。ジャッジにマルチ安打を打たれたとはいえ、5回無失点と好投した。 (C)Getty Images

 現地4月28日、菅野智之(オリオールズ)が本拠地でのヤンキース戦に先発。5回を投げて5安打無失点1四球、8奪三振の好投でマウンドを降りた。

【動画】MLB公式も絶賛!菅野が強力なスプリッターを繰り出してピンチを切り抜ける

 今季6度目の先発は、初のヤンキース相手となった菅野。強力打線を相手に初回から慎重な投球を見せるが、1死を取った後でアーロン・ジャッジにレフトへの安打を打たれたのを皮切りに、いきなり2死満塁のピンチを招く。だが、ここはアンソニー・ボルピーをショートゴロに打ち取り、26球を要しながらもまずは無失点で切り抜ける。

 味方がチャンスを作りながらも無得点に終わった後の2回、菅野は7~9番の下位打線を3者凡退に片づける。するとその裏にはラモン・ローレアーノがタイムリー二塁打を放ってオリオールズが先制に成功する。
 
 3回にはジャッジにまたもヒットを浴びた菅野だが、1死一、三塁のピンチではスプリッターを決め球に、ポール・ゴールドシュミットとジャズ・チゾムJr.を連続三振に打ち取ってまたもピンチを切り抜けた。すると、直後の味方の攻撃でライアン・オハーンに3ランが飛び出し、オリオールズのリードが4点に広がる。4回も走者を出したが無失点に抑え、菅野には今季3勝目が大きく近づいた。

 そして5回に突入した菅野は、無死一塁でみたびジャッジと対決。ここは三振に打ち取って雪辱を果たすと、センターのセドリック・マリンズがHRキャッチを披露するなど味方の守備にも助けられ、無失点で勝ち投手の権利を得た。
 
 6回からは2番手のキーガン・エイキンがマウンドに上がっている。

構成●SLUGGER編集部
 

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