ボルティモア・オリオールズの菅野智之投手が４月28日（日本時間29日）、本拠地ニューヨーク・ヤンキース戦に先発登板。５回５安打無失点、８奪三振の好投で、今季３勝目を挙げた。
【動画】菅野智之がヤンキース主砲ジャッジをスプリットで封じる瞬間！

　この日、メジャーリーグの公式戦でヤンキースのアーロン・ジャッジと初対決。１回１死の第１打席は左安打、３回１死の第２打席は中安打とヒットを連続で浴びたが、５回１死の第３打席ではスプリットとスライダーで空振り三振に仕留めた。

　５回までに95球を投げて５安打無失点、メジャーでの自己最多となる８奪三振、１四球の内容で降板。オールドールーキーらしく安定したピッチングでメジャーの強打者らを封じた。
  　菅野の好投にMLB公式も反応。３回２死で対峙したとの打席の動画と共に、「スガノ・トモユキが窮地を脱するために、強烈なスプリッターを繰り出した」と綴り、驚きを示すと、降板後には再び投球動画をアップし、この日の圧巻投球を称えた。

　また地元紙『The Baltimore Sun』のマット・ウェイリッチ記者も自身のXで以下のように記し、５回に菅野がジャッジを仕留めた圧巻のパフォーマンスを称賛した。

「スガノ・トモユキは、鋭いスプリットでアーロン・ジャッジを三振に仕留めた」

　35歳のオールドールーキーは今季６試合に登板し、３勝１敗、防御率3.00をマーク。菅野の今後の活躍にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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