米メディア『AlBat』は現地5月11日、「ドジャースのエース、クレイトン・カーショウがリハビリを終えてデビュー日が判明」と題した記事を掲載。ロサンゼルス・ドジャースに所属するクレイトン・カーショウの復帰へ期待感を高めている。

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　昨年11月に左足と左ひざの手術を行なったカーショウは、今季開幕から故障者リスト入り。復帰を目指してリハビリ登板を続け、同日に行なわれた傘下トリプルAのオクラホマシティ・コメッツとコロラド・ロッキーズ傘下のアルバカーキ・アイソトープス戦に先発した。

『AlBat』は、まもなく期限の60日を迎えるカーショウについて「MLBのマウンドに戻る時が来た」として、５度目のリハビリ登板を次のように伝えている。

「カーショウはAAAのオクラホマ・シティ戦でリハビリとして最後の登板を迎え、奪三振２、失点２、被安打２、四死球２に抑えた。４イニングで57球（うちストライク35球）を投げ、予想通り前回登板よりもやや軽めの投球だった」

　続けて復帰時期に関しても「ドジャースのスケジュールを考慮すると、来週のドジャー・スタジアムでのエンジェルス戦で先発する予定だ」と報じた。

　また、2006年のMLBドラフトでドジャースから１巡目に指名され、以降はドジャース一筋を貫き、絶対的な存在として君臨するカーショウ。今季マウンドに戻ってくれば、18年連続での登板となるなかで同メディアは、37歳の偉大な投手について敬意を表す。

「カーショウのようなフランチャイズの象徴的な選手は、昨今では稀有な存在である。彼はキャリアのすべてをドジャースで過ごすつもりだ。37歳の左腕投手は、サイ・ヤング賞を３回、MVPを１回受賞し、オールスターゲームにも10回選出されている。

　通算防御率2.50を誇り、ERA156+は、MLB史上2000イニング以上の投手の中でトップの記録だ。通算212勝で3000奪三振まであと32という数字を考えると、殿堂入りは当然のことだろう」

　現在ナ・リーグ西地区で首位に立ちながらも、サンディエゴ・パドレスやサンフランシスコ・ジャイアンツとの激しい上位争いを演じるドジャース。レジェンド左腕の復活が独走への足がかりとなるか。

構成●THE DIGEST編集部
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