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MLB

打撃好調の鈴木誠也がナ・リーグ西地区球団にトレードの可能性!? 現地識者が持論「チーム事情によっては放出の対象になり得る」

THE DIGEST編集部

2025.05.17

打棒爆発の鈴木に米記者からトレード案が提唱された。(C) Getty Images

打棒爆発の鈴木に米記者からトレード案が提唱された。(C) Getty Images

 シカゴ・カブスの鈴木誠也は今季、開幕から持ち前の長打力を発揮している。5月17日時点でチーム2位となる11本塁打を記録。また、チャンスでの勝負強さも示しており、リーグ2位の35打点という成績を残している。

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 今季、地区首位の座を争っているカブスにおいて、打線の軸として例年以上の活躍をみせている鈴木。ポストシーズンに向けて欠かせない戦力となっている一方で、その打力に着目し、補強候補として注目する他球団の声も現地メディアを通じて聞こえ始めている。

 米メディア『Sports Illustrated』では、現地時間5月16日配信のトピックにおいて、ナ・リーグ西地区のサンフランシスコ・ジャイアンツに対し、打線強化を図るべくトレードでの鈴木獲得を提言している。

 同メディアでジャイアンツの記事を執筆するマディ・ヒュダック記者は、カブスと同様、ジャイアンツもポストシーズンを狙える戦力であるとして両チームとも、「あと数ピースが必要」と主張。その上で、先発の故障者に悩まされているカブスに対し、ジャイアンツで今季、先発で9試合に登板しているジョーダン・ヒックスをトレード要員に。28歳右腕はここまでわずか1勝に止まっているものの、ヒュダック記者はポテンシャルの高さも見込んでおり、「カブスとしては、この可能性に賭けてみる価値はある」と述べている。

 そしてナ・リーグ西地区で上位を目指すジャイアンツの打撃力を補うため、鈴木獲得を求めるヒュダック記者は、「セイヤ・スズキはジャイアンツにとって『足りないピース』になり得る」と指摘し、今季の活躍ぶりから「長打力を提供できる存在だ」などと強調する。

 ヒュダック記者は、この両者のトレード案について、「サプライズの動きとなるが、先発投手とのトレードならば成立する可能性はある」などと見通している他、現状で投手市場での選択肢が少ないと説明しながら、「(カブスが)ポテンシャルのある若手投手との交換を選ぶ可能性はある。しかも、守備に難のあるDHのスズキは、チーム事情によっては放出の対象になり得るだろう」などと持論を綴っている。

 開幕からの鈴木のパフォーマンスを見る限り、大胆とも言える現地記者の提案だが、現在のカブスにとって先発投手の補強も必要であることは間違いない。果たして、夏場に設定されているトレード期限までに、今回提案された“意外な構想”は実現へと向かうのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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