ロサンゼルス・ドジャースのリリーフ投手、エバン・フィリップスの回復具合が芳しくない。現地27日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が報じた。

　昨シーズン、フィリップスは61試合に登板し、54回2/3イニングで63奪三振、17四球、防御率3.62を記録。チーム最多の18セーブを挙げ、準クローザーとして台頭した。ナ・リーグ制覇にも貢献したが、回旋筋腱板断裂でワールドシリーズは欠場を余儀なくされた。
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  　オフシーズン中に回復し、４月下旬にはチームに合流したフィリップスだったが、わずか７試合の登板後、５月７日に再び負傷者リスト入りした。当初は前腕の不快感によるものとされていたが、その後のMRI検査で肘の炎症が原因だと判明。幸い、構造的な損傷は見つかっていない。

　同メディアのインタビューで、デーブ・ロバーツ監督は、「少し心配になってきた。いつまで待てば彼が再びキャッチボールができるようになるのか分からない。心配しているが、最善を願っている」と語り、リリーフ陣の要の早期復帰を願う気持ちと現状への懸念を示した。

構成●THE DIGEST編集部

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