現地6月6日、ニューヨーク・メッツの千賀滉大が敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に先発。6回1失点で好投するも、救援投手が同点に追いつかれて7勝目はお預けとなった。ただ、チームは9回に2点を勝ち越して逆転勝ち。決勝打を放ったのは誰もが認めるチームリーダーだった。
【動画】「彼はリーダー」千賀滉大も尊敬するリンドーア。"小指骨折"も代打決勝タイムリー→ベンチで手荒い祝福
高地に位置し、「打者天国」とも称されるロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドのマウンドに立った千賀は3回に先制アーチを被弾。しかし、失点はこの1点だけで6回まで109球の熱投でロッキーズ打線を抑えた。
伝家の宝刀である"お化けフォーク"を序盤から多投。丁寧に低めにボールを集め、得点圏にランナーを背負う場面では変化球中心に攻めてゼロを刻んだ。
日本人右腕の好投にメッツ打線が応えたのは1点ビハインドの7回。連打で1死一、二塁のチャンスをつくると、ピート・アロンゾの適時二塁打で2対1と逆転。千賀に7勝目の権利が生まれた。だがその裏、メッツ2番手ウアスカル・ブラソバンが同点に追い付かれ、千賀の勝ち星は消滅した。
メジャー30球団で唯一勝率が2割に届かない最弱球団に粘られるメッツは9回、1死からヒットと四球で一、二塁にすると、ジェフ・マクニールの中飛で二塁ランナーが進塁。一、三塁にかわると、メッツは小指骨折のためスタメンを外れていたフランシスコ・リンドーアを代打で起用。勝ち越しのビッグチャンスに31歳は2球目のカットボールを右翼線に運んだ。チームリーダーの値千金の二塁打にベンチは狂喜乱舞。メッツが最後の最後に接戦を制した。
試合後、千賀は勝負を決めたリンドーアを「スターだなと思いました。怪我を感じさせないリーダーシップの強さみたいなのを感じました。彼のすべてが出たプレーだと思います」と感服した。リンドーアが決勝打を放ちベンチに戻ると、チームメイトは全員ハイタッチで祝福。ベンチの手荒い様子をメッツ専門放送局『SNY』は「英雄が復帰!」と報じ、映像を公開すると瞬く間に拡散された。
2021年シーズンからメッツでプレーするリンドーアは走攻守で高いレベルを誇るメジャーを代表する遊撃手であり、昨季は大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)とリーグMVPを最後まで争い最終候補に選ばれた。結果的に大谷が2年連続3度目のMVPを受賞したが、地元ニューヨーク記者らはリンドーアを強く推す声が少なからずあった。
そんなリンドーアがチームリーダーたる振る舞いを見せたのが、千賀が先発したマイマミ・マーリンズ戦(現地4月1日)でのワンシーンだ。自身の失策が原因で敗戦につながり、千賀が負け投手になったときは「俺のせいだ」と右腕に直接謝罪。「素晴らしい投球をしていたセンガのために、もっといいプレーをしたかった」とミスを詫びたことが話題になった。
構成●THE DIGEST編集部
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メジャー30球団で唯一勝率が2割に届かない最弱球団に粘られるメッツは9回、1死からヒットと四球で一、二塁にすると、ジェフ・マクニールの中飛で二塁ランナーが進塁。一、三塁にかわると、メッツは小指骨折のためスタメンを外れていたフランシスコ・リンドーアを代打で起用。勝ち越しのビッグチャンスに31歳は2球目のカットボールを右翼線に運んだ。チームリーダーの値千金の二塁打にベンチは狂喜乱舞。メッツが最後の最後に接戦を制した。
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2021年シーズンからメッツでプレーするリンドーアは走攻守で高いレベルを誇るメジャーを代表する遊撃手であり、昨季は大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)とリーグMVPを最後まで争い最終候補に選ばれた。結果的に大谷が2年連続3度目のMVPを受賞したが、地元ニューヨーク記者らはリンドーアを強く推す声が少なからずあった。
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