現地6月7日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が敵地でのセントルイス・カーディナルス戦に先発登板。6回(94球)を投げ4安打無失点、9奪三振の好投を披露したが打線の援護なく今季7勝目はならず。チームは1対2でサヨナラ負けを喫した。
【動画】7勝目はお預けも山本由伸が奪三振ショー
山本の初回は2023年のWBCでチームメイトだったラーズ・ヌートバーをスプリットで空振り三振に斬って、上々の立ち上がり。しかし次打者に中前打され、さらに四球で1死一、二塁とランナーを背負う。コントレラスを遊ゴロに抑えて2死一、三塁にかわったが、このあと一塁ランナーが飛び出したところを好連係で挟殺プレーに仕留めて山本はピンチを脱した。
2回は簡単に2アウトを取ったあと山本は連打、さらにビクター・スコットに死球を与えて2死満塁のピンチを招く。だが1番のヌートバーをカウント1-2から再びスプリットで空振り三振に斬って取った。
3、4回は三者凡退でゼロに抑えた山本。5回は先頭に四球を与えた後、ヌートバーに速球を左前打され、1死一、二塁とピンチを拡げる。だが続くマシン・ウィンからスプリットで空振り三振を奪い、3番ブレンダン・ドノバンを二ゴロに抑えて得点を許さなかった。
6回もマウンドに上がった山本は粘るコントレラスを最後はカーブで空振り。この日9個目の三振を奪うなど3人をピシャリと抑えて、スコアボードにゼロを並べ、この回終わりでマウンドを降りた。
一方、日本人右腕を援護したい打線もカーディナルス先発エリク・フェディーを攻略できず、6回途中まで4安打無失点に抑えられる。
両チーム無得点で迎えた試合はカーディナルスが8回に先制し、ついに均衡を破る。ドジャースは9回に大谷翔平が、二塁ベースに打球が当たるラッキーな形で出塁。続くムーキー・ベッツの中安打で1死一、三塁のチャンスをつくると、3番フレディ・フリーマンは空振り三振に倒れたが、相手投手の暴投により大谷が三塁から生還。ドジャースがすぐさま同点に追い付いた。
しかしその裏、ドジャースは3番手ベン・カスペリアスが先頭に右二塁打。すかさず二盗を決められ、さらに犠打で三塁寄りの投ゴロを悪送球。無死一、三塁のピンチを招くと、最後は代打ノーラン・アレナドに適時左安打を浴びてサヨナラ負け。ドジャースは9安打を放ちながらわずか1点だけと、打線のつながりを欠いた。
なお、1番・指名打者で先発出場した大谷は二ゴロ、四球、中直、遊飛、二安の4打数1安打で打率.294。連続試合安打を4に伸ばしている。
構成●THE DIGEST編集部
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2回は簡単に2アウトを取ったあと山本は連打、さらにビクター・スコットに死球を与えて2死満塁のピンチを招く。だが1番のヌートバーをカウント1-2から再びスプリットで空振り三振に斬って取った。
3、4回は三者凡退でゼロに抑えた山本。5回は先頭に四球を与えた後、ヌートバーに速球を左前打され、1死一、二塁とピンチを拡げる。だが続くマシン・ウィンからスプリットで空振り三振を奪い、3番ブレンダン・ドノバンを二ゴロに抑えて得点を許さなかった。
6回もマウンドに上がった山本は粘るコントレラスを最後はカーブで空振り。この日9個目の三振を奪うなど3人をピシャリと抑えて、スコアボードにゼロを並べ、この回終わりでマウンドを降りた。
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しかしその裏、ドジャースは3番手ベン・カスペリアスが先頭に右二塁打。すかさず二盗を決められ、さらに犠打で三塁寄りの投ゴロを悪送球。無死一、三塁のピンチを招くと、最後は代打ノーラン・アレナドに適時左安打を浴びてサヨナラ負け。ドジャースは9安打を放ちながらわずか1点だけと、打線のつながりを欠いた。
なお、1番・指名打者で先発出場した大谷は二ゴロ、四球、中直、遊飛、二安の4打数1安打で打率.294。連続試合安打を4に伸ばしている。
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