右肩の負傷で60日間の故障者リスト入りをしているタイラー・グラスノー(ロサンゼルス・ドジャース)が、早期復帰に向けて前向きな発言をしている。その一方で、デーブ・ロバーツ監督は慎重な姿勢を見せている。
【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介! 米メディア『Sports Illustrated』によると、ロバーツ監督はグラスノーについて、「いつマウンドに戻れるかは分からないが、近いうちに復帰できることを願っている」と右腕の復帰時期が未定である点を強調。「彼(グラスノー)に代わって言うが、復帰までの道のりが一直線に進んでいない現状に、彼も私たちと同じようにフラストレーションを感じている」と話し、マウンド復帰までの計画が想定とは異なる動きを見せていると示唆した。
一方で、グラスノー自身は「肩は非常に良好だ」とコメント。「投球を再開して以来、あの症状は感じていない。本当に用心しただけだ」と続けた。さらに「全然大丈夫、もう大丈夫だ。ブルペン投球もできたし、とても良い状態だ」と順調さをアピールしている。
ただ、やはり右腕と指揮官の解釈には乖離があるようだ。ロバーツ監督は「一度ブルペン投球をしたものの、身体が反応しなかったので、いつ復帰できるかを模索している」とネガティブに評価。慎重な姿勢を崩さない。指揮官は「今か今かと、彼は待ちわびている。それは良いことだ。ここに戻ってチームに貢献したいと強く願っているのも分かっている」と述べ、オールスター右腕の心中を慮った。
投手陣の怪我人が続出しているチーム状況を考えると、一刻も早い復帰が望まれるグラスノー。だが、ドジャース移籍前から故障の多い投手として知られており、メジャー9年間で規定投球回をクリアしたシーズンはゼロ。これまで幾度も度重なる負傷に悩まされてきた過去を持つ。事実、昨季も右肘の再生手術を受けて8月中旬からポストシーズンまで全休し、勝負のプレーオフ出場は叶わず。チームは世界一になったとはいえ、どこか消化不良に終わった。
昨季と同じ轍は踏ませたくないという首脳陣の思いが「ガラスのエース」の今後のキャリアにどのような影響を与えるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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一方で、グラスノー自身は「肩は非常に良好だ」とコメント。「投球を再開して以来、あの症状は感じていない。本当に用心しただけだ」と続けた。さらに「全然大丈夫、もう大丈夫だ。ブルペン投球もできたし、とても良い状態だ」と順調さをアピールしている。
ただ、やはり右腕と指揮官の解釈には乖離があるようだ。ロバーツ監督は「一度ブルペン投球をしたものの、身体が反応しなかったので、いつ復帰できるかを模索している」とネガティブに評価。慎重な姿勢を崩さない。指揮官は「今か今かと、彼は待ちわびている。それは良いことだ。ここに戻ってチームに貢献したいと強く願っているのも分かっている」と述べ、オールスター右腕の心中を慮った。
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