右肩関節唇の修復手術からの復帰を目指すボストン・レッドソックスの吉田正尚が、現地７月２日（日本時間３日）、ボストン・レッドソックス傘下ウースター・レッドソックスの一員として、ニューヨーク・メッツ傘下シラキュース・メッツとのダブルヘッダー第1試合で実戦復帰を果たした。
【動画】チームからの要請で一塁の守備練習をする吉田

「２番・DH」で出場した吉田の第１打席は、フルカウントからの６球目、外角低めのスイーパーを捉えきれず捕ゴロに倒れた。３回の第２打席では四球を選び出塁。６回の第３打席では、再びフルカウントからの７球目、79.5マイル（約128キロ）のチェンジアップに空振り三振を喫し、この日は３打席で無安打という結果に終わった。
  　吉田は2024年10月に右肩関節唇の修復手術を受け、25年３月27日（３月24日まで遡って）10日間の故障者リスト（IL）入り。その後、５月22日には60日間のILに移行し、長期離脱を強いられていた。

　吉田の実戦復帰を受け、SNS上では「バリバリ活躍して欲しい」「やっと戻ってきた」「これからやぞー」「頑張れ」「ずっと気になってた」「稀代のフルスインガー復活」など、ファンから多くの応援の声が寄せられた。

　昨シーズンは打率.280、出塁率.349、OPS.764の成績を残していた吉田。今回の実戦復帰は、メジャーリーグ復帰に向けた大きな一歩となった。

構成●THE DIGEST編集部

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