最悪の連鎖は止まらない。
現地7月9日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でミルウォーキー・ブルワーズに2対3でサヨナラ負けを喫し、今季ワーストとなる6連敗となった。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は全得点につながる貴重な2四球で出塁したが3打数無安打。勝利には届かなかった。
【動画】悪夢の連鎖は止まらず…ドジャースが今季ワースト6連敗を喫した瞬間
初回、先頭の第1打席は10球粘ったが、最後はフルカウントから低めのスラーブに手を出して空振り三振。両チーム無得点の3回2死走者なしの第2打席はセンターへ。詰まった打球でポテンヒットかと思われたが、相手中堅手がスライディングキャッチで好捕した。
0対0で迎えた5回、ドジャースは2死満塁とビッグチャンスをつくり打席には大谷。しかしすべて明らかなボール球で、大谷は結局バットを一度も振ることなく押し出しの四球。先取点をもたらした。続くムーキー・ベッツは右飛に倒れ、大量得点の絶好機だったが1点にとどまった。
一方、ドジャースの先発は現地4月27日のピッツバーグ・パイレーツ戦以来となるタイラー・グラスノーが登板。4回まで無失点に抑える好投だったが、先制点をもらった直後の5回裏に1死一塁から自らのボークでランナーの進塁を許すと、1番サル・フリリックの場面で二塁ランナーが三盗を敢行。捕手ウィル・スミスの悪送球でボールが左翼に転々とする間にランナーがホームに生還。ドジャースは守備のミスから同点に追い付かれた。
嫌な流れだったが7回、ドジャースは1死一、二塁の得点圏で再び大谷に打席が回る。カウント2-2からチームはダブルスチールを成功。1死二、三塁にかわると大谷は低めのボールを見極めて出塁。2打席連続の四球で満塁にチャンスを拡大する。この絶好機を前の打席で凡打に終わったベッツが今度はきっちり左犠飛を放ち、ドジャースが1点を勝ち越した。
ここまでノーヒットで迎えた大谷は9回無死一塁で5度目の打席に入る。相手左腕ジャレド・ケーニッグに2球で早くも追い込まれると、内角高めのフォーシームを豪快に振りにいくが、あっさり空振り三振。打率は.279にまで下がり、大谷は首をひねりながらベンチに引き揚げた。
1点リードのドジャースは8回2死から回またぎのタナー・スコットが捕まり、土壇場9回で2対2の同点。無死二塁から始まる延長10回のタイブレークで無得点だったドジャースはその裏、5番手ガービー・イェーツがサヨナラ打を浴びゲームセット。勝利目前で悪夢の逆転負けを食らった。
これでチームは今季初の2カード連続スイープ。前半戦の最終盤で投手陣の崩壊は深刻さを増している。
構成●THE DIGEST編集部
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初回、先頭の第1打席は10球粘ったが、最後はフルカウントから低めのスラーブに手を出して空振り三振。両チーム無得点の3回2死走者なしの第2打席はセンターへ。詰まった打球でポテンヒットかと思われたが、相手中堅手がスライディングキャッチで好捕した。
0対0で迎えた5回、ドジャースは2死満塁とビッグチャンスをつくり打席には大谷。しかしすべて明らかなボール球で、大谷は結局バットを一度も振ることなく押し出しの四球。先取点をもたらした。続くムーキー・ベッツは右飛に倒れ、大量得点の絶好機だったが1点にとどまった。
一方、ドジャースの先発は現地4月27日のピッツバーグ・パイレーツ戦以来となるタイラー・グラスノーが登板。4回まで無失点に抑える好投だったが、先制点をもらった直後の5回裏に1死一塁から自らのボークでランナーの進塁を許すと、1番サル・フリリックの場面で二塁ランナーが三盗を敢行。捕手ウィル・スミスの悪送球でボールが左翼に転々とする間にランナーがホームに生還。ドジャースは守備のミスから同点に追い付かれた。
嫌な流れだったが7回、ドジャースは1死一、二塁の得点圏で再び大谷に打席が回る。カウント2-2からチームはダブルスチールを成功。1死二、三塁にかわると大谷は低めのボールを見極めて出塁。2打席連続の四球で満塁にチャンスを拡大する。この絶好機を前の打席で凡打に終わったベッツが今度はきっちり左犠飛を放ち、ドジャースが1点を勝ち越した。
ここまでノーヒットで迎えた大谷は9回無死一塁で5度目の打席に入る。相手左腕ジャレド・ケーニッグに2球で早くも追い込まれると、内角高めのフォーシームを豪快に振りにいくが、あっさり空振り三振。打率は.279にまで下がり、大谷は首をひねりながらベンチに引き揚げた。
1点リードのドジャースは8回2死から回またぎのタナー・スコットが捕まり、土壇場9回で2対2の同点。無死二塁から始まる延長10回のタイブレークで無得点だったドジャースはその裏、5番手ガービー・イェーツがサヨナラ打を浴びゲームセット。勝利目前で悪夢の逆転負けを食らった。
これでチームは今季初の2カード連続スイープ。前半戦の最終盤で投手陣の崩壊は深刻さを増している。
構成●THE DIGEST編集部
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