ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、右肩インピンジメント症候群により負傷者リスト(IL)入りとなっている佐々木朗希の復帰時期について語ったコメントが、米国内で伝えられた。
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佐々木は5月9日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦を最後にIL入りとなり、戦列を離れてから2か月が経過。マイナー行きなどの噂も囁かれながら、現在までチームに帯同し調整を続けている。
ロバーツ監督は取材の中で、「8月下旬の復帰が視野に入っている」と佐々木の今後への見通しを説明しており、現地メディアも大きく取り上げている。米スポーツサイト『heavy』では指揮官のコメントを伝えるとともに、ルーキーシーズンの残りの期間における佐々木の役割について持論を展開している。
ロバーツ監督による、「8月下旬」という復帰のビジョンに対し同メディアは、「ドジャースは極めて慎重にリハビリを進める構えだ。チームが深刻な投手陣の台所事情を抱えているとはいえ、ササキの長期的価値を考慮すれば、無理をさせる理由はどこにもない」などと指摘する。
また、ドジャースでのデビュー以降の佐々木は制球に難があったと振り返るとともに、高い注目度の中でのプレーが「精神的な重圧」になっていたとも主張。加えて同メディアは、現在のドジャースが一時の独走状態の勢いを失っているとしながらも、「ササキがチームのシーズンを“救う”必要はない」と断言する。
投手陣が佐々木以外にも多くの故障者を抱える状態ではあるものの、同メディアはあくまでも回復に努めるべきと訴えており、その上で、「もし8月下旬に復帰でき、世界的注目を集めたその才能の片鱗を見せることができれば、波乱続きだったルーキーイヤーの印象を一変させることも可能だ」と論じている。
同メディアは、「今の彼に求められているのは、まずはマウンドに戻ることだ」と強調しながら、復帰後での活躍にも期待を寄せ、「今後の数週間で、今回の離脱が一時的な停滞だったのか、それとも真のエースとして羽ばたくための出発点だったのかが見えてくるだろう」と綴っている。
ここまで佐々木は開幕から8度の登板でわずか1勝にとどまり、故障離脱も長引いていることで、シーズン前の評価が一変した感は否めない。シーズン終盤には再びマウンドに登り、本来のピッチングをみせてほしいものだ。
構成●THE DIGEST編集部
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同メディアは、「今の彼に求められているのは、まずはマウンドに戻ることだ」と強調しながら、復帰後での活躍にも期待を寄せ、「今後の数週間で、今回の離脱が一時的な停滞だったのか、それとも真のエースとして羽ばたくための出発点だったのかが見えてくるだろう」と綴っている。
ここまで佐々木は開幕から8度の登板でわずか1勝にとどまり、故障離脱も長引いていることで、シーズン前の評価が一変した感は否めない。シーズン終盤には再びマウンドに登り、本来のピッチングをみせてほしいものだ。
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