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MLB

大谷翔平、初回38号先頭打者弾もCY賞候補左腕の前に2打席連続空振り三振 “たった3球”で一蹴された場面にMLB衝撃

THE DIGEST編集部

2025.07.27

大谷3打席連続三振に倒れた。(C) Getty Images

大谷3打席連続三振に倒れた。(C) Getty Images

 サイ・ヤング賞候補左腕の投球術が注目されている。

 現地7月26日、ロサンゼルス・ドジャースはボストン・レッドソックスに2対4で敗れた。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は第1打席で38号先頭打者ホームランを放ったが、2打席以降はすべて空振り三振。チームも逆転負けを喫した。

 初回、大谷は今季11勝を挙げている左腕ギャレット・クローシェイの甘く入った3球目のストレートを強振。打球はセンター方向へぐんぐん伸び、あっという間にフェンスを越えた。

 敵地ファンも騒然とする快音を轟かせた大谷だったが、これ以降はさっぱり。2回の第2打席はカウント1-2から内角高め156キロの直球に空振り三振。1点ビハインドの4回2死一、三塁の得点圏では2ストライクで簡単に追い込まれると、最後は外角低めのカットボールに手を出し空振り三振。追加点を奪えなかった。

 大谷とテオスカー・ヘルナンデスに一発を浴びたクローシェイだったがその後は要所で締め、6回まで2失点。8安打を浴びたが10個の三振を積み合げ、今季12勝目を手にした。
 
 米メディア『The Sporting Tribune』は大谷から2つの三振を奪ったクローシェイに注目。「不安定なスタートだったにもかかわらず、クローシェイはすぐに落ち着きを取り戻し、残りのイニングでドジャース打線を封じ込めた」と、圧巻のピッチングを称えた。

 MLB公式サイトも大谷vsクローシェイの対決(4回表)をピックアップ。公式SNSに大谷から三球三振を奪った球速をすべて列挙し、「クローシェイは、ショウヘイ・オオタニが打席に立っていたピンチを、たった3球で切り抜けた!」と興奮気味に投稿。スーパースターをあっという間に一蹴した投球術に衝撃を隠せなかった。

 現役屈指の左腕に完全にリズムを狂わされた大谷。7回の第4打席は2番手ジャスティン・ウィルソンと対戦したが、フルカウントから外角低めのスライダーにバットが空を切り三振。初回の本塁打以降はすべて空振り三振に倒れた。

構成●THE DIGEST編集部

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