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日米で称賛集めた大谷翔平の“報復死球”直後の振る舞いに新事実「ショウヘイが『もうデッドボールは無しだよ』って」「『サイン入りバットが欲しい』とお願いしたら…」

THE DIGEST編集部

2025.07.30

一塁上で大谷は笑顔を浮かべ、殺伐とした雰囲気を和らげた。(C)Getty Images

一塁上で大谷は笑顔を浮かべ、殺伐とした雰囲気を和らげた。(C)Getty Images

 番組では大谷との当時のやりとりについて敵軍の選手が初めて告白した。アラエズは「ショウヘイが『もうデッドボールは無しだよ』と言ってきたんだ。それに俺は『そうだね。もういいよね』と返したんだ」と明かす。「彼は正々堂々と勝負することを最も大事にしていると思う。(大谷は)選手としてだけでなく、人間としても素晴らしいお手本だよ」と尊敬の眼差しを送った。

 一方のイグレシアスは「ショウヘイに『サイン入りバットが欲しい』とお願いしたんだ。すると彼は『バットはなし。プラスチックバットを送るよ』と言ってきたんだ。あいつは当てられたことをネタにしてきたんだ」と殺伐とした雰囲気を和ませた大谷の返しを笑いながら振り返った。

 ドジャースの一塁コーチを務めるクリス・ウッドウォード氏は「わざと(死球を)当てられたかもしれないあとに、あんな行動をする選手はほとんど見たことがない」と脱帽。敵味方の空気を一変させた大谷の行動に感服したという。
 
 長年、暗黙のルールとして今も根付いているメジャーリーグ独特の“報復文化”に一石を投じた大谷の振る舞い。野球界全体を考えて行動するスーパースターの存在は輝きを増し続けている。

構成●THE DIGEST編集部

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