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プロ野球

【ヤクルト投手陣の最新序列は?】「課題」解消に頭数は十分。新加入のイノーアは3番手、復帰を目指す原は二軍調整から

勝田聡

2020.03.15

【救援】
◎マクガフ    
◎石山泰稚
◎近藤一樹
〇長谷川宙輝【NEW】
○五十嵐亮太
△大西広樹【NEW】
△清水昇
△梅野雄吾
△中尾輝
△杉山晃基【NEW】
△今野龍太【NEW】

 高津監督は守護神に対し、「体の強さ」を求めている。明言はしていないものの、マクガフと石山で8回、9回を任されることになりそうだ。勝ちパターン継投要員としては、ベテランの近藤と梅野も候補になる。しかし梅野は、2月19日以降ノースロー調整が続き、ようやく3月11日にシート打撃に登板したが、まだ状態は上がっていない。二軍スタートの可能性もありそうだ。
 
 その他の顔ぶれを見ると、新戦力が目白押し。150キロ左腕の長谷川(前ソフトバンク)に今野(前楽天)、新人の大西と杉山も中継ぎとして結果を残している。五十嵐、清水、中尾といった既存の戦力も控えており、一軍枠の争いは激しい。中でも大西と清水は中継ぎ登板ながら複数イニングを任されており、先発起用があるかもしれない。

 ヤクルトは毎年のように「投手陣が課題」と言われ続けてきた。だが、今年はさまざまな手段で補強を展開したことで、先発・ブルペンともに頭数は揃っている。各投手が実力を発揮できれば、上位争いに加わってもおかしくはない。

取材・文●勝田聡

著者プロフィール
かつた・さとし/1979年生まれ、東京都出身。人材派遣業界、食品業界で従事し30代後半で独立。プロ野球、独立リーグ、MLBなど年間100試合ほど現地観戦を行っている。2016年から神宮球場でのヤクルト戦を全試合観戦中。

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