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プロ野球

1位は楽天、ソフトバンクは1勝差で2位に…アメリカの野球データ専門サイトが"パ・リーグ"順位を予測システムで算出

SLUGGER編集部

2020.06.18

 西武は過去2年の前評判を覆し、2年連続リーグ優勝しているものの、予測値はいまひとつ。不動の1番、センター秋山翔吾がメジャーに移籍したこと以上に、『ZiPS』は3人の今季成績に不安を呈した。

 練習試合でダルビッシュ有を思わせるフォームで話題を呼んだ今井達也だが、昨年は与四球率4.79が100イニング以上で両リーグワーストとあり、今季もブレイクできないと見られている。また、球団外国人最多タイの11連勝を上げたニールは、奪三振率4.57が両リーグワーストと内容面が優れていなかったこともあり、2年連続での好成績に不安を抱かれた。さらに、捕手史上4人目の首位打者を獲得してMVPを受賞した森友哉も、OPSはリーグ1位の.959から.834と大きく減退と予測されている(この数字でも十分凄いのだが……)。

 オリックスは投手力がリーグ1位との予測で、昨年最優秀防御率を獲得した若きエース・山本由伸も2年連続で好成績を残すと見られている。また、2年連続で打率.320以上&26本塁打以上の吉田正尚は、OPSで柳田に次ぐリーグ2位の.929との好意的予測が。もっとも、メジャーのオールスター選出5回を誇る大物ジョーンズが、35歳という年齢も考えると活躍は難しいとのデータが出ており、再び吉田が孤立することから上位勢には及ばないとの結果に。
 
 昨年終盤までAクラス争いを演じたロッテだが、レアード、マーティンという中軸の成績が伸び悩み、リーグ2位の得点数を誇った打線が弱体化するとの見立て。日本ハムは得点数がオリックスに次ぐリーグワースト2位と予測され、それをカバーするだけのピッチングスタッフがないことから最下位に沈むとのデータが。

 もっとも、今回の試合数は125試合をベースに作られており、今季実施される試合数より5試合多い(おそらく、算出時には以前の報道ベースで行ったものと思われる)。また、メジャーリーグには引き分けという概念がないことから算出には苦労したと記事内で綴られるなど、どこまで適用できるのかは疑問の余地もある。

 予測はあくまで予測。こうした見方があるものなのだなと参考にしつつ、そのデータを覆す活躍を見せられるのかどうか、明日から始まるプロ野球を楽しむのはいかがだろう。

構成●SLUGGER編集部

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