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プロ野球

【セ・リーグ開幕投手点検】西、大瀬良らがエースにふさわしい投球も、ノーヒッター左腕・大野は未勝利

ロバートさん

2020.07.15

●今永昇太(DeNA)
登板:4 勝-敗:2-1 防御率:2.88
投球回:25.0 奪三振:27 QS率:50.0%
評価:まずまずです

 2年連続2度目の開幕投手の大役を任されたが、今年は大瀬良に投げ負け、白星を手にすることはできなかった。ここまで4登板中3試合が雨天での登板だったことで、本来のパフォーマンスを発揮できなかったか、QSを達成したのは2試合のみ。それでも、悪いなりに試合を作り、開幕戦以外の3試合でチームの勝利に貢献したのは真のエースたる証だろう。ストレート、カットボール、チェンジアップと空振りを奪えるボールを多く備えており、奪三振数は菅野に次ぐリーグ2位。
 
●大瀬良大地(広島)
登板:4 勝-敗:2-1 防御率:2.48
投球回:29.0 奪三振:13 QS率:75.0%
評価:よくできました

 開幕から2戦連続で1失点完投勝ちの活躍で、29.0投球回はリーグトップ。打っても打率5割と好調で、開幕戦では9回にダメ押しの2点本塁打も放っている。7月4日の阪神戦は、前日のナイターが雨天中止になってからの、デーゲームへのスライド登板。慣れない登板で今季唯一5回を投げきれなかった。安定した投球の秘訣は、伝家の宝刀カットボールと対になるシュートの投球割合を大きく増やしていること。現時点で奪三振率が規定投球回到達者の中でワーストなのは意外だが、その代わり1イニング当たり投球数も最も少なく、省エネ投球を実現している。
 

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