【野手】
●森友哉
[試合]104[打数]358[打率].251
[本塁打]9[打点]38[OPS].705[盗塁]4
評価:ガッカリです(E)
昨年のMVPがまさかの大不振で自己ワーストの成績に沈んだ。守備でのストレスもあり、ベンチで涙する場面も。来季に向けて打撃フォームの再構築を明言。負担が森に集中する起用法も再考したいところ。
●源田壮亮
[試合]120[打数]455[打率].270
[本塁打]1[打点]21[OPS].656[盗塁]18
評価:まずまずです(B)
攻守ともに波はあったものの、いずれも3年連続となるベストナイン&ゴールデン・グラブ受賞。いい意味で例年通りの活躍だった。キャプテンに就任し、投手への声掛けも目立った。
●外崎修汰
[試合]120[打数]433[打率].247
[本塁打]8[打点]43[OPS].683[盗塁]21
評価:可もなく不可もなく(C)
課題だった三振数こそ減ったものの、長打率が昨季の.493→.353へ大きくダウン。調子にも波があり、打順も2番以外をすべて経験した。一方、盗塁数は4年連続20個以上、自身初のゴールデン・グラブ受賞と、守備走塁はピカイチだった。
●山川穂高
[試合]102[打数]322[打率].205
[本塁打]24[打点]73[OPS].807[盗塁]0
評価:ガッカリです(E)
3年連続本塁打王を目指して打撃フォームを改造。最初の35試合で12本塁打とまずまずの滑り出しだったが、8月の右足首の怪我を機に急降下。タイトルを逃しただけでなく、打率も両リーグワーストに沈んだ。
●中村剛也
[試合]79[打数]258[打率].213
[本塁打]9[打点]31[OPS].682[盗塁]0
評価:がんばりましょう(D)
なかなか状態が上がらず、7年ぶりに1ケタ本塁打に終わった。それでも自身の日本記録を更新する21本目の満塁本塁打、通算1500安打と球史に名を刻み続けている。
●メヒア
[試合]74[打数]237[打率].207
[本塁打]11[打点]33[OPS].682[盗塁]0
評価:がんばりましょう(D)
山川の不調もあって9月からスタメン出場が増え、勝利を決める印象的な一打もあったが、最終的には過去2年と変わらない成績に。11本塁打のうち6本を楽天戦で放つキラーぶりは健在だった。
●スパンジェンバーグ
[試合]111[打数]407[打率].268
[本塁打]15[打点]57[OPS].807[盗塁]12
評価:まずまずです(B)
両リーグダントツ最多の150三振(三振率33.7%)と粗さはあったものの、同最多の8三塁打を放ち、パンチ力とスピード面で貢献した。決して好守とは言えないが内外野をこなし、チーム全体の起用の幅を広げた点も〇。
★打のMVP★
●栗山巧
[試合]111[打数]372[打率].272
[本塁打]12[打点]67[OPS].790[盗塁]0
評価:よくできました(A)
37歳の‟ミスターレオ”が打線でただ一人、シーズンを通して好調を維持。長打率.427は自身12年ぶりの高水準で、9年ぶりにベストナインに輝いた。通算1926安打とし、来季は球団史上初の2000安打達成に期待。
●金子侑司
[試合]86[打数]301[打率].249
[本塁打]3[打点]21[OPS].615[盗塁]14
評価:がんばりましょう(D)
秋山翔吾に代わる1番・センターを期待されたが、センター守備では後逸が目立ち、打撃では首痛の影響で結局、9番を打つことも多かった。14盗塁で失敗9回もいただけない。
●木村文紀
[試合]90[打数]264[打率].231
[本塁打]8[打点]33[OPS].677[盗塁]5
評価:可もなく不可もなく(C)
若手外野手が結果を残せない中、守備・走塁で信頼を得ていることもあり、ほぼレギュラーとして起用された。ソフトバンクには6月26日の試合で逆転満塁本塁打を放つなど相性が良く、OPSも.833と好成績。
●鈴木将平
[試合]46[打数]140[打率].207
[本塁打]1[打点]10[OPS].547[盗塁]0
評価:可もなく不可もなく(C)
期待の有望株は7月に1番・センターに定着し、一時は打率3割台をマーク。しかし、8月以降は怪我もあって急失速し、尻すぼみでシーズンを終えた。それでも、若手外野手の中で存在感を発揮したのは間違いない。
【監督】
●辻発彦
58勝58敗4分 勝率.500(3位) 得失点差-64(6位)
評価:可もなく不可もなく(C)
主力野手の不調が最後まで響いた。我慢強い起用を持ち味としているが、もっと控え選手を登用して主力の負担を軽減させたかった。それでも、強力リリーフ陣を武器に1点を守る野球にシフトして最後までCS争いを演じたのは見事だった。
文●nerimamo
【著者プロフィール】
西武線沿線に生まれ、松坂大輔・松井稼頭央がキッカケでライオンズファンに。Twitterで試合のデータや編成に関する投稿をしているが、球場で応援することが最大の楽しみ。メットライフドームのグルメは日本一だと思っている。好きな言葉は「宣言残留」。
●森友哉
[試合]104[打数]358[打率].251
[本塁打]9[打点]38[OPS].705[盗塁]4
評価:ガッカリです(E)
昨年のMVPがまさかの大不振で自己ワーストの成績に沈んだ。守備でのストレスもあり、ベンチで涙する場面も。来季に向けて打撃フォームの再構築を明言。負担が森に集中する起用法も再考したいところ。
●源田壮亮
[試合]120[打数]455[打率].270
[本塁打]1[打点]21[OPS].656[盗塁]18
評価:まずまずです(B)
攻守ともに波はあったものの、いずれも3年連続となるベストナイン&ゴールデン・グラブ受賞。いい意味で例年通りの活躍だった。キャプテンに就任し、投手への声掛けも目立った。
●外崎修汰
[試合]120[打数]433[打率].247
[本塁打]8[打点]43[OPS].683[盗塁]21
評価:可もなく不可もなく(C)
課題だった三振数こそ減ったものの、長打率が昨季の.493→.353へ大きくダウン。調子にも波があり、打順も2番以外をすべて経験した。一方、盗塁数は4年連続20個以上、自身初のゴールデン・グラブ受賞と、守備走塁はピカイチだった。
●山川穂高
[試合]102[打数]322[打率].205
[本塁打]24[打点]73[OPS].807[盗塁]0
評価:ガッカリです(E)
3年連続本塁打王を目指して打撃フォームを改造。最初の35試合で12本塁打とまずまずの滑り出しだったが、8月の右足首の怪我を機に急降下。タイトルを逃しただけでなく、打率も両リーグワーストに沈んだ。
●中村剛也
[試合]79[打数]258[打率].213
[本塁打]9[打点]31[OPS].682[盗塁]0
評価:がんばりましょう(D)
なかなか状態が上がらず、7年ぶりに1ケタ本塁打に終わった。それでも自身の日本記録を更新する21本目の満塁本塁打、通算1500安打と球史に名を刻み続けている。
●メヒア
[試合]74[打数]237[打率].207
[本塁打]11[打点]33[OPS].682[盗塁]0
評価:がんばりましょう(D)
山川の不調もあって9月からスタメン出場が増え、勝利を決める印象的な一打もあったが、最終的には過去2年と変わらない成績に。11本塁打のうち6本を楽天戦で放つキラーぶりは健在だった。
●スパンジェンバーグ
[試合]111[打数]407[打率].268
[本塁打]15[打点]57[OPS].807[盗塁]12
評価:まずまずです(B)
両リーグダントツ最多の150三振(三振率33.7%)と粗さはあったものの、同最多の8三塁打を放ち、パンチ力とスピード面で貢献した。決して好守とは言えないが内外野をこなし、チーム全体の起用の幅を広げた点も〇。
★打のMVP★
●栗山巧
[試合]111[打数]372[打率].272
[本塁打]12[打点]67[OPS].790[盗塁]0
評価:よくできました(A)
37歳の‟ミスターレオ”が打線でただ一人、シーズンを通して好調を維持。長打率.427は自身12年ぶりの高水準で、9年ぶりにベストナインに輝いた。通算1926安打とし、来季は球団史上初の2000安打達成に期待。
●金子侑司
[試合]86[打数]301[打率].249
[本塁打]3[打点]21[OPS].615[盗塁]14
評価:がんばりましょう(D)
秋山翔吾に代わる1番・センターを期待されたが、センター守備では後逸が目立ち、打撃では首痛の影響で結局、9番を打つことも多かった。14盗塁で失敗9回もいただけない。
●木村文紀
[試合]90[打数]264[打率].231
[本塁打]8[打点]33[OPS].677[盗塁]5
評価:可もなく不可もなく(C)
若手外野手が結果を残せない中、守備・走塁で信頼を得ていることもあり、ほぼレギュラーとして起用された。ソフトバンクには6月26日の試合で逆転満塁本塁打を放つなど相性が良く、OPSも.833と好成績。
●鈴木将平
[試合]46[打数]140[打率].207
[本塁打]1[打点]10[OPS].547[盗塁]0
評価:可もなく不可もなく(C)
期待の有望株は7月に1番・センターに定着し、一時は打率3割台をマーク。しかし、8月以降は怪我もあって急失速し、尻すぼみでシーズンを終えた。それでも、若手外野手の中で存在感を発揮したのは間違いない。
【監督】
●辻発彦
58勝58敗4分 勝率.500(3位) 得失点差-64(6位)
評価:可もなく不可もなく(C)
主力野手の不調が最後まで響いた。我慢強い起用を持ち味としているが、もっと控え選手を登用して主力の負担を軽減させたかった。それでも、強力リリーフ陣を武器に1点を守る野球にシフトして最後までCS争いを演じたのは見事だった。
文●nerimamo
【著者プロフィール】
西武線沿線に生まれ、松坂大輔・松井稼頭央がキッカケでライオンズファンに。Twitterで試合のデータや編成に関する投稿をしているが、球場で応援することが最大の楽しみ。メットライフドームのグルメは日本一だと思っている。好きな言葉は「宣言残留」。