▼36位：吉村貢司郎［投手・東芝］
（よしむら・こうしろう／右投右打／日大豊山高→国学院大）
　高校時代から安定したフォームが光る正統派の本格派右腕。大学では４年秋に調子を落としたものの、素材の良さは申し分なく、都市対抗でもリリーフで最速152キロをマークした。フォームの良さとストレートの勢いは申し分ないだけに、あとは変化球のレベルアップが課題となるだろう。
タイプ診断：#正統派右腕

▼37位：川村友斗［外野手・仙台大］
（かわむら・ゆうと／右投左打／北海高）
　仙台六大学を代表する強打の外野手。２年秋には首位打者と打点、３年秋には本塁打と打点の二冠に輝き、２年連続で大学日本代表候補にも選ばれている。フォームは前田智徳（元広島）を彷彿とさせるものがあり、スムーズな振り出しで広角に長打を放つ打撃が持ち味。最終学年は全国の舞台での活躍に期待がかかる。
タイプ診断：#打撃職人

▼38位：鈴木大貴［投手・TDK］
（すずき・ひろき／右投右打／福島東高→流通経済大）
　都市対抗で一躍名を挙げた最速154キロ右腕。大学時代から140キロ台後半のスピードはあったものの、社会人で一回り体が大きくなり、球威も制球力もアップした。変則フォームで腕が遅れて出てくるのも持ち味で、鋭く横滑りするカットボールも光る。都市対抗での投球が続けられれば面白い存在となりそうだ。
タイプ診断：#大型本格派　#変則フォーム
  ▼39位：梶原昂希［外野手・神奈川大］
（かじわら・こうき／右投左打／大分雄城台高）
　神奈川リーグが誇る強打の大型外野手。入学直後にレギュラーをつかみ、１年秋には早くも首位打者を獲得。その後は厳しいマークもあって少し成績を落としているが、とらえた時の打球は迫力十分だ。大型ながら脚力も十分で、外野手としての能力も高い。
タイプ診断：#スケール大

▼40位：大塚瑠晏［遊撃手・東海大相模高］
（おおつか・るあん／右投左打）
　抜群の守備力が魅力のショート。他の選手とはまったくスピードが違い、そのプレーぶりは小坂誠（元ロッテなど）を彷彿とさせるものがある。小柄でも肩の強さがあり、脚力でも目立つ存在だ。守備、走塁は申し分ないだけに、あとは打撃の力がついてくれば、高校からのプロ入りも見えてくるだろう。
タイプ診断：#守備職人

▼41位：丸山和郁［外野手・明治大］
（まるやま・かずや／左投左打／前橋育英高）
　高校３年夏の甲子園で大会記録に並ぶ８盗塁をマークしたスピードスター。大学進学後は故障や体調不良に苦しんだが、２年春には打率3割をマークしてさすがの実力を見せた。俊足でありながらパンチ力もあり、投手として140キロを超えるスピードを誇った強肩も持ち味だ。
タイプ診断：#スピードスター　#甲子園の星