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MLB

ツインズ×ヤンキース、300発打線の空中戦対決を制するのはどっちだ!?【MLB地区シリーズ展望】

スラッガー編集部

2019.10.04

メジャー1年目から6年連続2ケタ勝利をマークした田中。過去2年に続き、今年のプレーオフでも活躍が期待される。(C)Getty Images<br />
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。(C)Getty Images

メジャー1年目から6年連続2ケタ勝利をマークした田中。過去2年に続き、今年のプレーオフでも活躍が期待される。(C)Getty Images

。(C)Getty Images

●プレーオフに強い田中は今回も好投の予感?
 第2戦先発予定の田中将大は、プレーオフ通算5登板で防御率1.50と大舞台で強さを発揮しており、今回も好投が期待される。では、ツインズの主力打者との通算成績はどうなっているだろうか。

J・スコープ  31打数9安打(3本塁打) OPS.990
N・クルーズ  27打数3安打(0本塁打) OPS.259
M・ゴンザレス 13打数2安打(0本塁打) OPS.308
M・ケプラー   9打数1安打(0本塁打) OPS.333
C・クロン    8打数3安打(0本塁打) OPS.875
M・サノー    3打数0安打(0本塁打) OPS.000
E・ロザリオ   3打数0安打(0本塁打) OPS.000

 こうしてみる限り、全体的には好相性と言えるだろう。特に主砲のクルーズに強いのは頼もしい限りだが、注意したいのはスコープだ。メジャー1年目の14年、記念すべきヤンキー・スタジアムでのデビュー登板で一発を浴びた思い出の相手でもある。

 注意したいのは初球の入り方だ。ツインズ打線の初球スイング率はア・リーグ最高の31.9%。簡単にストライクを取りに行ったところを痛打されないようにしたい。
●主砲のバットで悪しきジンクスを打ち破れ!
 近年、ツインズにとってプレーオフは鬼門となっている。特にヤンキースとの相性が悪く、2003年以降では地区シリーズで4回、ワイルドカード・ゲームで1回対戦してすべて敗戦、トータルでは2勝13敗という惨状だ。ヤンキース以外との対戦も含め、ポストシーズンでは現在13連敗中で、これはMLB史上ワースト記録となっている。

 ここで頼りにしたいのが主砲のクルーズだ。今季ヤンキース戦では6試合で5本塁打を放ち、11年のリーグ優勝決定シリーズでは6試合で6発、13打点の大爆発でMVPに輝くなど大舞台にも強いことでも知られる。39歳のドミニカンのバットがチームの命運を左右することになるかもしれない。

構成●スラッガー編集部

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