●3:期待の若手トリオがブレイクを果たせるか
チームが躍進する時、そこには必ず飛躍を遂げる若手選手がいる。今季のエンジェルスでブレイク候補に挙げられるのが、ジョー・アデルとブランドン・マーシュの両外野手コンビと、先発左腕のパトリック・サンドバルだ。
マイナー最高級の超有望株して20年にデビューしたアデルは、当初はメジャーの投手に大苦戦していたものの、昨季終盤から徐々に対応。今春のオープン戦でも好調で、いよいよブレイクの期待が高まっている。俊足強肩が魅力のマーシュも、同じくオープン戦ではバットが振れていて、こちらもいい形でシーズンを迎えられそうだ。
オープン戦好調だったベテランスラッガーのジャスティン・アップトンを、今季年俸2800万ドルを負担してまで戦力外としたのも、2人をレギュラーとして使える目処が立ったからこそだ。 2人に比べると地味だが、サンドバルも要注目。昨季は17試合(14先発)でわずか3勝ながら防御率3.62と健闘した。空振り奪取率や被打球速度はMLB全体でも上位10%に入る水準で、一気に飛躍しても何の不思議もない。シンダーガード、大谷、そしてこのサンドバルで先発三本柱を形成できれば、年来の課題である先発投手陣は一気に安定するだろう。
●4:地区ライバルと互角の勝負を展開できるか
いくらチーム力が向上しても、対戦回数が多い同地区のライバルにしっかり勝っていかないとプレーオフ進出は望めない。とりわけ、昨年のリーグ優勝チームでもあるアストロズと、若手の成長で勢いに乗るマリナーズとの戦いがカギになる。
過去5年間で4回地区優勝を果たしているアストロズは、チームの顔でもあったカルロス・コレアがFAとなって退団。それでも、ホゼ・アルトゥーベ、カイル・タッカー、ヨーダン・アルバレスの30本塁打トリオと首位打者ユリ・グリエルは健在。打線全体でパワー&確実性&選球眼を非常に高いレベルで兼ね備えている。投手陣も、トミー・ジョン手術から復帰するジャスティン・バーランダーを筆頭にリリーフまで含めて粒揃いで、投打とも基本戦力はエンジェルスより上だろう。
チームが躍進する時、そこには必ず飛躍を遂げる若手選手がいる。今季のエンジェルスでブレイク候補に挙げられるのが、ジョー・アデルとブランドン・マーシュの両外野手コンビと、先発左腕のパトリック・サンドバルだ。
マイナー最高級の超有望株して20年にデビューしたアデルは、当初はメジャーの投手に大苦戦していたものの、昨季終盤から徐々に対応。今春のオープン戦でも好調で、いよいよブレイクの期待が高まっている。俊足強肩が魅力のマーシュも、同じくオープン戦ではバットが振れていて、こちらもいい形でシーズンを迎えられそうだ。
オープン戦好調だったベテランスラッガーのジャスティン・アップトンを、今季年俸2800万ドルを負担してまで戦力外としたのも、2人をレギュラーとして使える目処が立ったからこそだ。 2人に比べると地味だが、サンドバルも要注目。昨季は17試合(14先発)でわずか3勝ながら防御率3.62と健闘した。空振り奪取率や被打球速度はMLB全体でも上位10%に入る水準で、一気に飛躍しても何の不思議もない。シンダーガード、大谷、そしてこのサンドバルで先発三本柱を形成できれば、年来の課題である先発投手陣は一気に安定するだろう。
●4:地区ライバルと互角の勝負を展開できるか
いくらチーム力が向上しても、対戦回数が多い同地区のライバルにしっかり勝っていかないとプレーオフ進出は望めない。とりわけ、昨年のリーグ優勝チームでもあるアストロズと、若手の成長で勢いに乗るマリナーズとの戦いがカギになる。
過去5年間で4回地区優勝を果たしているアストロズは、チームの顔でもあったカルロス・コレアがFAとなって退団。それでも、ホゼ・アルトゥーベ、カイル・タッカー、ヨーダン・アルバレスの30本塁打トリオと首位打者ユリ・グリエルは健在。打線全体でパワー&確実性&選球眼を非常に高いレベルで兼ね備えている。投手陣も、トミー・ジョン手術から復帰するジャスティン・バーランダーを筆頭にリリーフまで含めて粒揃いで、投打とも基本戦力はエンジェルスより上だろう。