「いい活躍を長く続けるということが一番大事なこと」。二刀流でシーズン完走の“継続”が、大谷にとっても優先事項だと言える。
今季のテーマについては「1年間しっかりローテーションの一人として投げ抜くこと。その数が増えれば、いい成績が残るんじゃないかなと思う」と語った。昨年は23試合に登板して130回1/3を投げ、規定投球回(162イニング)には届かなかった。だが、後半戦は見違えるように投球の安定感が増し、投手としてのレベルアップにつなげた。登板数が他の先発投手と同様、25~30試合前後まで増えれば、結果を残せる自信はある。 開幕戦では、本拠地エンジェル・スタジアムに集まった4万4723人のファンから「MVP! MVP !」とかけ声が上がり、大谷の名前がコールされる度に大歓声が鳴り響いた。5回途中で降板した時にも、スタンディング・オベーションと拍手で迎えられた。162試合と長いシーズン。打者はもちろん、投手としてどこまで進化したか、二刀流は全米から注目されている。
文●斎藤庸裕
【著者プロフィール】
さいとう・のぶひろ。1983年、埼玉県生まれ。日刊スポーツ新聞社でプロ野球担当記者を務めた後サンディエゴ州立大学でスポーツビジネスを学ぶ。2018年から大谷翔平の担当記者を務める。日刊スポーツでコラム「ノブ斎藤のfrom U.S.A」を配信中。
今季のテーマについては「1年間しっかりローテーションの一人として投げ抜くこと。その数が増えれば、いい成績が残るんじゃないかなと思う」と語った。昨年は23試合に登板して130回1/3を投げ、規定投球回(162イニング)には届かなかった。だが、後半戦は見違えるように投球の安定感が増し、投手としてのレベルアップにつなげた。登板数が他の先発投手と同様、25~30試合前後まで増えれば、結果を残せる自信はある。 開幕戦では、本拠地エンジェル・スタジアムに集まった4万4723人のファンから「MVP! MVP !」とかけ声が上がり、大谷の名前がコールされる度に大歓声が鳴り響いた。5回途中で降板した時にも、スタンディング・オベーションと拍手で迎えられた。162試合と長いシーズン。打者はもちろん、投手としてどこまで進化したか、二刀流は全米から注目されている。
文●斎藤庸裕
【著者プロフィール】
さいとう・のぶひろ。1983年、埼玉県生まれ。日刊スポーツ新聞社でプロ野球担当記者を務めた後サンディエゴ州立大学でスポーツビジネスを学ぶ。2018年から大谷翔平の担当記者を務める。日刊スポーツでコラム「ノブ斎藤のfrom U.S.A」を配信中。