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プロ野球

【2022ドラフト候補ランキング|31~50位】ランクアップした近江・山田をはじめ、この春に急成長した選手が評価上昇<SLUGGER>

西尾典文

2022.07.07

▼38位:関根智輝[投手・ENEOS](前回順位:19位)
(せきね・ともき/右投右打/都立城東高→慶応大)
 都立城東高校時代から東京都内では評判の右腕。慶応大では1年から先発を任せられながらも、2年以降は右ヒジの故障に苦しんだが、社会人で鮮やかに復活を果たした。欠点のないバランスの良いフォームでコントロールは社会人でもトップクラス。昨年12月の都市対抗でも初戦の先発を任せられて、7回途中まで四死球ゼロ無失点の見事なピッチングを見せた。
●タイプ診断:都立の星

▼39位:松井颯[投手・明星大](前回順位:圏外)
(まつい・はやて/右投右打/花咲徳栄高)
 首都リーグ二部で注目を集めている本格派右腕。花咲徳栄高では控え投手だったが、大学で着実に実力をつけてこの春からエースへと成長した。ストレートはコンスタントに150キロに迫り、スライダー、チェンジアップなど縦の変化球も打者の手元で鋭く変化する。残念ながら一部昇格は逃したが、投手としての総合力はリーグでも屈指の存在だ。
●タイプ診断:二部リーグの星

▼40位:高坂綾[投手・千葉経済大](前回順位:25位)
(たかさか・りょう/右投右打/流経大柏高)
 千葉リーグを代表する右腕。昨年秋はリーグ2位から横浜市長杯出場、そしてこの春は体調不良で出遅れたものの、チームを初のリーグ優勝に導いた。スライダー、カットボールなど小さく変化するボールの精度が高く、長いイニングを投げるスタミナも申し分ない。短いイニングでは150キロ近いスピードも計測する。大学選手権では悔しい結果に終わっただけに、秋はその悔しさを晴らす快投に期待したい。
タイプ診断:新興勢力
 
▼41位:西村瑠伊斗[外野手・京都外大西高](前回順位:圏外)
(にしむら・るいと/右投左打)
 関西を代表する左のスラッガー。昨年秋は投手を務めながら府大会5試合で5本塁打とアーチを量産して注目を集めた。軽く振っているようでも飛距離を出せ、左方向にも放り込むことができる。バットコントロールの良さも光る。投手としても145キロを超えるスピードを誇り、投打でチームを牽引する存在だ。
●タイプ診断:高校生スラッガー

▼42位:川原嗣貴[投手・大阪桐蔭高](前回順位:圏外)
(かわはら・しき/右投左打)
 この春、大きく評価を上げた大型右腕。昨秋と比べても明らかにフォームの安定感、腕の振りの力強さがアップし、ピッチングに凄みが出てきた。190cm近い長身でも身体の使い方が上手く、コントロールも安定している。選抜高校野球ではエース格として活躍し、チームの優勝にも大きく貢献した。
●タイプ診断:大型右腕、赤丸急上昇

▼43位:茨木秀俊[投手・帝京長岡高](前回順位:30位)
(いばらき・ひでとし/右投右打)
 北信越では同じ新潟の田中晴也(日本文理)と並んで注目を集めている大型右腕。長身だが身のこなしが軽く、フォームの流れがスムースで楽に腕を振ることができる。春の県大会ではまさかの大敗を喫したが、それでも素材の良さは誰しもが認めるところだ。体格に見合うだけのスピードが出てくれば、一気に評価も上がることになるだろう。
●タイプ診断:将来性◎

▼44位:杉沢龍[外野手・東北福祉大](前回順位:圏外)
(すぎさわ・りゅう/右投左打)
 東北大学球界を代表する左の強打者。この春は打率.550、4本塁打、14打点と見事な成績を残して三冠王に輝いた。上背はそれほどないが、大きい構えからのフルスウィングで広角に鋭い当たりを放つ。センターから見せるスローイングも低くて正確だ。大学日本代表候補合宿で攻守にアピールを見せ、見事代表入りをつかんだ。
●タイプ診断:リーグ三冠王
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