●2019年を“象徴”する試合
8月2日/オリックス 9-8 西武/京セラドーム
西 |200 600 000|8
オ |100 440 000|9
[勝]比嘉 幹貴(2-1-1)
[敗]平良海馬(0-1-0)
[S]近藤 大亮(3-4-1)
[本]西:森友哉(12,13)
この試合は、毎年恒例の人気企画『Bs夏の陣2019』の初戦。今年は“荒ぶる猛牛”をテーマに、ストロングブラックのユニフォームを着用して行われたのだが、選手にもファンにも好評で、ユニフォーム付きの前売り券は完売した。
試合は3点リードの4回に6失点を喫したが、5回に4点をあげて再逆転して勝利を収めている。試合後、西村監督は「最後まで全員が諦めなかった」と評価するとともに「このユニフォームを着た最初の試合に勝てたのは大きいんじゃないですか」と、ファンを意識する西村監督らしいコメントも残している。
8月は「最後まで諦めない」試合が多く、14勝9敗の攻勢で最下位からの“大下克上”も見え始め、「もしや?」と思わせるキッカケとなったこの試合は外せない。
●来季のキーマン
西浦颯大
秋季キャンプで西村監督が評価した若手選手がいる。今年開幕スタメン入りを果たした高卒2年目の西浦颯大である。西浦は髪の色を明るく染め上げ、前髪を作るなど、外見をイメージチェンジ。体も大きくなっており、練習でも積極的なアピールをしていた。
これには西村監督も「他の選手にも頑張って欲しいんだけど、西浦はアピールしてますね」と高評価。年末までオーストラリアのウインター・リーグに、外野ポジション争いのライバルである宗佑磨、佐野とともに参加している。
「僕はまだブレイクしてないですから」
そう語る西浦。山本由伸も「あいつはスゴイ」と認めるほどのスター性も感じさせるだけに、来季は西浦がキーマンになれば面白い。
文●どら増田(スポーツライター)
【著者プロフィール】
どらますだ/1973年生まれ。プロ野球では主にオリックスを取材し、週刊ベースボールの他、数々のウェブ媒体でも執筆している。書籍『ベースボールサミット 第9回 特集オリックス・バファローズ』(カンゼン)ではメインライターを務めた。プロレス、格闘技も取材しており、昨年は山本由伸と那須川天心の“神童”対談を実現させた。
8月2日/オリックス 9-8 西武/京セラドーム
西 |200 600 000|8
オ |100 440 000|9
[勝]比嘉 幹貴(2-1-1)
[敗]平良海馬(0-1-0)
[S]近藤 大亮(3-4-1)
[本]西:森友哉(12,13)
この試合は、毎年恒例の人気企画『Bs夏の陣2019』の初戦。今年は“荒ぶる猛牛”をテーマに、ストロングブラックのユニフォームを着用して行われたのだが、選手にもファンにも好評で、ユニフォーム付きの前売り券は完売した。
試合は3点リードの4回に6失点を喫したが、5回に4点をあげて再逆転して勝利を収めている。試合後、西村監督は「最後まで全員が諦めなかった」と評価するとともに「このユニフォームを着た最初の試合に勝てたのは大きいんじゃないですか」と、ファンを意識する西村監督らしいコメントも残している。
8月は「最後まで諦めない」試合が多く、14勝9敗の攻勢で最下位からの“大下克上”も見え始め、「もしや?」と思わせるキッカケとなったこの試合は外せない。
●来季のキーマン
西浦颯大
秋季キャンプで西村監督が評価した若手選手がいる。今年開幕スタメン入りを果たした高卒2年目の西浦颯大である。西浦は髪の色を明るく染め上げ、前髪を作るなど、外見をイメージチェンジ。体も大きくなっており、練習でも積極的なアピールをしていた。
これには西村監督も「他の選手にも頑張って欲しいんだけど、西浦はアピールしてますね」と高評価。年末までオーストラリアのウインター・リーグに、外野ポジション争いのライバルである宗佑磨、佐野とともに参加している。
「僕はまだブレイクしてないですから」
そう語る西浦。山本由伸も「あいつはスゴイ」と認めるほどのスター性も感じさせるだけに、来季は西浦がキーマンになれば面白い。
文●どら増田(スポーツライター)
【著者プロフィール】
どらますだ/1973年生まれ。プロ野球では主にオリックスを取材し、週刊ベースボールの他、数々のウェブ媒体でも執筆している。書籍『ベースボールサミット 第9回 特集オリックス・バファローズ』(カンゼン)ではメインライターを務めた。プロレス、格闘技も取材しており、昨年は山本由伸と那須川天心の“神童”対談を実現させた。