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MLB

「マウンドに上がればメジャー最高の投手」大谷翔平の底知れぬ能力を米記者が絶賛!エ軍暫定監督はリーグMVPに激推し

THE DIGEST編集部

2022.09.23

 さらに、ボリンジャー記者は、大谷がア・リーグのサイ・ヤング賞の投票でトップ5に入る可能性があると見解を示し、「6人制のローテーションで投げているためイニング数が少ないことが最大のネックだが、マウンドに上がれば、この28歳はメジャー最高の投手の一人である。大谷のスライダーは昨年よりも効果的で、ツーシームを投げ始めている」と、投手・大谷のポテンシャルを絶賛している。

 大谷の底知れない二刀流パフォーマンスに舌を巻いているのは、現地記者だけではない。エンジェルスの指揮を執るフィル・ネビン暫定監督は「私は二刀流の出来を当然だとは全く思っていない」と述べ、大谷がア・リーグMVPを受賞するに値すると提言する。「我々は、これまで見たこともないようなオオタニの二刀流を見てきている。以前にも言ったが、オオタニは今、我々のゲームで最も価値のある選手だよ」。
 
 20日にアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が60号本塁打を打ち、リーグ年間最多本塁打記録(61本)を塗り替える可能性が高くなり、さらに三冠王のチャンスも出てきた。ジャッジがMVP最有力候補という声もある中で、ネビン暫定監督は大谷が素晴らしい打者であり投手でもあるため、よりMVPの価値を提供していると考えている。

 大谷は今週23日(日本時間24日)に、14勝目をかけ敵地でのミネソタ・ツインズ戦に先発予定。規定投球回(162回)まであと「14」、200奪三振まであと「4」と迫る。メジャー球界が二刀流に注ぐ視線は尽きることはない。

構成●THE DIGEST編集部

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