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MLB

ベンチで監督とつかみ合い! 淫行事件でシーズン中に逮捕! 2019年のお騒がせメジャーリーガーを一挙紹介

2019.12.05

●カイル・クリック
(パイレーツ/投手)
前年に続いて50登板をクリア。ただ、いつも以上に制球が荒れ、防御率は昨季の2.39から4.96へ大幅に悪化した。ピッチングと同様に性格もかなり荒っぽいようで、9月にはクラブハウスでかける音楽をめぐってチームメイトのF・バスケスと殴り合いの大喧嘩。右手人差し指を負傷し、手術を受けてそのままシーズンを終えた。本人いわく「チームメイトとの喧嘩で勝者はいない」。それが分かっているなら、最初からするなよと言いたい。

●ノア・シンダーガード
(メッツ/投手)
自己最多の197.2イニングを積み上げたが、防御率は逆にワーストだった。思うような投球ができない苛立ちからか、球団上層部に「W・ラモスとはバッテリーを組みたくない」と直訴していたことが9月に発覚した。本人も「怒ったというのは違う。大人の会話だった」と訴え自体は認めた。ちなみに、ラモスと組んだ時の防御率は5.20、他の捕手は3.40で、これを見る限りシンダーガードの主張にも一理ある?

●クリス・デービス
(オリオールズ/一塁手)
4月13日、昨季から続いていた連続無安打記録が62打席でストップ。だが、その後も打撃は上向くことなく、迎えた8月7日、ヤンキース戦の試合中にB・ハイド監督に何か言われて激高。監督につかみかかろうとして仲間に止められるシーンがTVカメラに映し出された。監督も本人も詳細は話さず、事の真相は不明だが、不満しか残らないここ数年の働きを象徴するシーンだった。打率.179、OPS.603に終わったが、これでもわずかながら昨季から向上している。
●マディソン・バムガーナー
(ジャイアンツ/投手)
6月9日のドジャース戦、サンフランシスコ湾に飛び込む特大アーチを放ったM・マンシーに「さっさと走れ!」と怒鳴りつけ、一触即発の雰囲気に。試合後は「『自分らしくあれ』と言うなら、俺もやりたいようにやる」と、自由な感情表現を称える風潮に異を唱えた。契約最終年は防御率こそ自己ワーストながら、3年ぶりに200イニングの大台をクリア。本拠地最終戦では代打で登場して万雷の拍手を浴びた(結果は三直)。

●マックス・マンシー
(ドジャース/内野手)
本人いわく、M・バムガーナーに怒鳴られた後にこう言い返したという。「俺がボールを見るのが嫌なら、海に行って捕ってこい!」。さらに、1週間もしないうちにこのフレーズをあしらったオリジナルTシャツまで作って話題を呼んだ。強烈な印象を与えたのはバムガーナーからの一打だけではなく、昨季に続いて35本塁打を量産。初のオールスター出場を果たすなど、昨季の突然の活躍がフロックでなかったことを証明した。

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