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MLB

ベンチで監督とつかみ合い! 淫行事件でシーズン中に逮捕! 2019年のお騒がせメジャーリーガーを一挙紹介

2019.12.05

●ショーン・ニューカム
(ブレーブス/投手)
先発で12勝を挙げた昨季は過去の差別ツイートが掘り返されて謝罪するトラブル。救援に回った今季もやらかした。8月10日のマーリンズ戦で負け投手になったのに腹を立ててゴミ箱を蹴飛ばすと、それが消火器に当たってクラブハウス中に噴射。洋服や私物が粉だらけになってしまうという、コントのような事件を起こした。この一件が影響したか(?)、8月は防御率6点台と崩れたが、9月は1.93と再び調子を取り戻した。

●ベン・ゾブリスト
(カブス/内野手)
5月8日に突然の戦線離脱。14年間も連れ添った歌手の妻ジュリアナとの離婚訴訟が持ち上がり、子供たちの近くにいるためだった。裁判所に提出した文書によると、ワールドシリーズで国歌斉唱を担当したこともあるジュリアナの不倫が離婚のきっかけだったらしい(敬虔なクリスチャンのはずなのに……)。9月の戦列復帰後は打率.284、出塁率.377とふっきれた様子(?)。カブスとの4年契約が満了し、オフにFAとなる。
 
●アダム・イートン
(ナショナルズ/外野手)
マイナーリーガーの劣悪な労働環境が話題になる中、6月に「この世界は弱肉強食」「待遇を改善したら選手が自己満足してしまう」と“ブラック労働”を擁護するようなコメント。当然、多方面から批判を浴びて「搾取が正しいとは思っていない」と謝罪に追い込まれた。プレー面では、怪我に泣かされた過去2年と違って元気に過ごし、出塁率.365、リーグ4位の7三塁打とテーブルセッターとして合格点の数字を残した。

文●久保田市郎(SLUGGER編集部) 

※『2019シーズン総決算 メジャーリーガー555人の通信簿』より転載
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