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侍ジャパン

【WBC侍ジャパン序列予想】ポジションごとに徹底分析! 物議を醸した中堅手は誰が?大谷翔平の投手起用はどうなる?

出野哲也

2023.01.27

【左翼】
◎吉田正尚(レッドソックス)
〇近藤健介(ソフトバンク)
△岡本和真(巨人)

 メジャー移籍1年目ということで、出場するのは難しいのではと思われていた吉田の参加が叶ったのは大きい。近藤はレフトが基本ながら、外野はどこでも守れる。故障者などが発生した場合は、かつてレフトを守った経験があり、自身「サードもファーストも外野も、ある程度守れると思っている」と語る岡本の起用もあり得る。

【中堅】
◎ラーズ・ヌートバー(カーディナルス)
〇周東佑京(ソフトバンク)
△近藤健介(ソフトバンク)

 メンバー発表時に物議を醸したのが、本職のセンターが一人もいない点。ヌートバーがセンターに入ることになりそうだが、昨年カーディナルスではライトで79試合、センターでは12試合。マイナーでも1試合も守っていない。周東より塩見泰隆(ヤクルト)や近本光司(阪神)を選べば良かったのでは、との指摘は的外れではないだろう。周東もここ一番の代走要員として選ばれたはずなので、実質的な控えは昨年35試合で先発出場した近藤か。
 
【右翼】
◎鈴木誠也(カブス)
〇ラーズ・ヌートバー(カーディナルス)
△近藤健介(ソフトバンク)

 柳田悠岐(ソフトバンク)の出場辞退もあって、ヌートバーに先発センターを任せるなら、本職のライトは鈴木だけ。ほぼフル出場に近い格好になりそうだが、致し方ない。仮に鈴木が守れないような事態が発生すれば、ヌートバーをライトに回し、センターは近藤か周東に任せるしかない。吉田も20年までは時々守っていたが、彼がライトを守るとなれば、かなりの非常事態だと言えよう。

【DH】
◎大谷翔平(エンジェルス)
〇山川穂高(西武)
△牧秀悟(DeNA)

 通常は大谷が入るが、東京ラウンドの中国やチェコなど、比較的楽な相手と対戦する際は別の選手を使ってもいい。ここでは便宜的に山川と牧の名をあげているが、体調が万全でなく守備につけない者がいれば、コンディション調整を含めて優先的に入れたり、大城のように出番が多くはなさそうな選手を打席に立たせる機会にしたりと、柔軟に対応したい。
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