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侍ジャパン

侍ジャパン、SB2連戦の登板全投手チェック! No.1の仕上がりを見せた大勢。山本由伸、佐々木朗希、宇田川優希らの出来は?

氏原英明

2023.02.28

高橋奎二(ヤクルト) 評価 ◎
2回2安打無失点 2三振
 ボールへの対応に少しずつ順応している。強化試合では時に指にかからないこともあったが、しっかりまとめられた。ストレートの精度は高めていきたいが、現時点で、チェンジアップはかなりの武器にできそう。腕を思い切り振って打者を惑わせたい。
 
宮城大弥(オリックス) 評価 △
1回2/3、4安打4失点 1三振
 1戦目の4番手で登板。味方のミスもあっての失点だったが、勝負球が甘くなるなど不安を残した。ただ、ブルペンではいい球を投げており、ボールへの対応が問題ではなさそう。第2先発への対応が課題なのかもしれない。投げている球質は悪くない。あとは慣れるだけだろう。

伊藤大海(日本ハム) 評価 ◎
1回無安打無失点 2三振
 先発からの難しい役割も意気に感じて完璧なピッチング。1戦目の5回に登板して2三振。合宿中から投げる球を極力減らすスタイルを確立。準備段階での取り組みに力を入れている。本大会では獅子奮迅の活躍が求められるポジション。人間的にもやってくれそうな雰囲気だ。

戸郷翔征(巨人) 評価 ○
1回1安打無失点
慣れない9回からの登板。1安打1四球と走者を許してしまったものの、しっかり無失点でまとめた。勢いのあるストレートとスライダーのパワーピッチングはショートイニングでも生きるはずだ。

宇田川優希(オリックス) 評価 ○
1回1/3無安打無失点 2三振
 唯一のイニング途中からの登板で、イニングマタギもこなした。チームと同じ役割だが、それを代表チームでやるのも至難の業。簡単にやってのけたのは流石の一言。大会でもイニング途中からの登板は増えるだろう。貴重なリリーバーであることは間違いない。

高橋宏斗(中日) 評価 ○
1回1安打1失点 2三振
タイブレーク専門の役割を与えられた。2死からタイムリーを浴びて1失点したが、2三振をあげるなど能力の高さを見せつけた。プレッシャーの掛かる登板になりそうだが、若さを前面に押し出してぐいぐいと押していきたいところだ。
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