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侍ジャパン

「言葉はいらない。勝ちに近づくほどチームはひとつになる」悲願の世界一まであと3勝!栗山監督は「邪魔しないように手伝う」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.13

 ラーズ・ヌートバー、近藤健介の1、2番はこの日も絶好調。頼れる2人に話題が及んだものの、「やってくれると信じて戦っているが、状態の上がらない選手もいる。こういうのはバランス。全員が望んでいるようなプレーをさせてあげたい。(調子の)いい人、悪い人が上手く助け合いながら、チームが勝ち切るのが大事」と、打者全体に気を配った。

 この4試合、投手陣で唯一登板がなかった栗林良吏について「腰の張りの状態を確認しながら」、右手小指を骨折するもチームに帯同する源田壮亮は「本人と話しながら前に進むだけ」と状況を説明。
 
 以前、栗山監督はメジャー組が加わったことで「打線に化学変化が起きている」と話した。これについては「僕から言葉にすることはできないが、今の現象だけではなくて、これから日本野球や選手の将来にも化学変化が必ず起きる。この4試合はいろんな部分で選手たちは考えながらやっているので、間違いなく起きている」と改めて語った。

 準々決勝に向けて「1日ずつ前に進んでいくしかない。とにかく全力で、まずは準々決勝に勝ってしっかりやっていきます」。世界一に向けて「選手たちへどんな言葉をかけるか」という問いには「僕が言葉をかけることはない。選手たちが世界一に向けて全力を尽くす なかで、言葉とかそういうものではなく、勝ちに近づけば近づくほどチームはひとつになるはず。もっといいチームになれるように、ある意味邪魔しないように手伝っていきたい」と話した。

構成●THE DIGEST編集部

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