「関東のチームと比べても、僕自身はそこまで力は大きく変わるとは思っていないので、その自覚さえあればもっと上に行けると思います」と、チーム力は強豪と比べても遜色ないと言い切る倉本は「全国に出たからいいではなくて、全国で勝つためにはどうしたらいいかというチームに変わっていってほしいなと思います。プレッシャーのかかり方は絶対違いますし、これは経験した人にしかわからないので、これをベースに勝てるチームになってほしいですね。プロを目指している選手もいるので、今日出られたことはプラスにして、ここで満足せずに全国で勝つための行動をしてほしいなと思います」とこの日の敗戦を糧にしなければと、言葉に力を込めた。
NPBへの復帰を目指しながら、チームリーダーとしても戦い続けた一年間。今後について「(NPB復帰を)前提に頑張ってますけれども、チームのこともあるので」とこれから熟考する考えを示した。どちらにせよ「チームをしっかり勝たせられるようなプレーヤーになれればと、今後については思います」と目を光らせた倉本寿彦。
プロ2年目でレギュラーを奪取しながらも、その後は浮き沈みの激しい8年間、667試合出場の希望の轍を礎に、より円熟味を増し、より高い人間性も備えた男の挑戦は、より崇高なものへと昇華していくはずだ。
取材・文●萩原孝弘
【動画】信越クラブvs日本新薬戦ハイライト
NPBへの復帰を目指しながら、チームリーダーとしても戦い続けた一年間。今後について「(NPB復帰を)前提に頑張ってますけれども、チームのこともあるので」とこれから熟考する考えを示した。どちらにせよ「チームをしっかり勝たせられるようなプレーヤーになれればと、今後については思います」と目を光らせた倉本寿彦。
プロ2年目でレギュラーを奪取しながらも、その後は浮き沈みの激しい8年間、667試合出場の希望の轍を礎に、より円熟味を増し、より高い人間性も備えた男の挑戦は、より崇高なものへと昇華していくはずだ。
取材・文●萩原孝弘
【動画】信越クラブvs日本新薬戦ハイライト
関連記事
- 「大きな経験値」社会人野球日本選手権で初戦敗退も…元NPBの亀澤恭平監督が掴んだ手応え! 勝負の3年目へ決意新た【ショウワコーポレーション】
- DeNAドラ1の度会隆輝はなぜ涙を流したのか? 元ヤクルトの父・博文氏には「恩返しができるチャンス」と気合十分!
- 「笑顔にできるようにすることが自分の一番の目標であり夢」――度会隆輝が好守で躍動!DeNAに足りないパーツを埋める一等星の輝き【ENEOS】
- 元NPBの社会人チーム指揮官が初年度から快挙達成! アマ球界に新風を吹かせたショウワコーポレーション亀澤監督が抱く2年目の3つの野望とは?
- 真の逸材を多く指名できた球団はどこ? 「ドラフト候補ランキング」で振り返る2023年ドラフト<SLUGGER>