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プロ野球

【2019主力選手通信簿・広島】鈴木が最強打者に名乗り!若い力も台頭したが、田中広や中崎ら主力が振るわず

Yuma

2019.12.19

【野手】
●菊池涼介
[試合]138 [打数]547 [打率].261
[本塁打]13 [打点]48 [OPS].719 [盗塁]14
評価:まずまずです(B)
コンディション不良と戦いながら全体の数字はイマイチでも、得点圏打率.333の勝負強い打撃と7年連続ゴールドグラブの好守は健在だった。シーズン終了後には、ポスティングによるMLB挑戦を表明。

★打のMVP★
●鈴木誠也
[試合]140 [打数]499 [打率].335
[本塁打]28 [打点]87 [OPS]1.018 [盗塁]25
評価:よくできました(A)
背番号を「1」に変更した今季は、パワー・アベレージ・選球眼すべてで“神”の領域に。OPS1.018は両リーグ1位、首位打者と最高出塁率のタイトルも獲得した。プレミア12では日本の4番を務めて優勝に貢献し、MVPを受賞。

●西川龍馬
[試合]138 [打数]535 [打率].297
[本塁打]16 [打点]64 [OPS].777 [盗塁]6
評価:よくできました(A)
本格的に外野手に転向すると、天賦の打撃センスが開花。7月にはプロ野球史上初となる4カード連続先頭打者弾、8月には球団月間最多タイの42安打を放って月間MVPにも輝いた。

●會澤翼
[試合]126 [打数]376 [打率].277
[本塁打]12 [打点]63 [OPS].826 [盗塁]2
評価:まずまずです(B) 
選手会長に就任した今季は正捕手として自身初の規定打席に到達し、リーグ1位の得点圏打率.351の勝負強さでチームを引っ張った。オフにはFA権を行使せず、チーム残留を表明。

●バティスタ
[試合]103 [打数]372 [打率].269
[本塁打]26 [打点]64 [OPS].863 [盗塁]0
評価:もっとがんばりましょう(E)
主に3番に座り26本塁打をマークしながら、ドーピング検査に引っかかって6ヵ月の出場停止。来季の契約は不透明な情勢だが、ウインター・リーグでは打率.100台と不振。
 
●野間峻祥
[試合]123 [打数]314 [打率].248
[本塁打]2 [打点]16 [OPS].648 [盗塁]14
評価:がんばりましょう(D) 
正センター筆頭候補として期待されていたが、OPS.648と打撃の調子が上がらずレギュラー奪取とはならず。得意なはずの守備・走塁でもミスが目立ち、来季は正念場を迎える。

●松山竜平    
[試合]110 [打数]294 [打率].259
[本塁打]6 [打点]49 [OPS].701 [盗塁]0
評価:がんばりましょう(D) 
昨オフはFA権を行使せずチームに残留。打線の軸として期待されていたものの、2度の頭部死球の影響からか、OPSは133ポイントもダウンして2013年以降でワーストだった。

●長野久義
[試合]72 [打数]180 [打率].250
[本塁打]5 [打点]20 [OPS].693 [盗塁]0
評価:がんばりましょう(D) 
丸佳浩の人的補償で巨人からまさかの移籍。序盤は打撃不振で出場機会に恵まれなかったものの、勝負所の9月にはOPS.862と復調し、「さすが長野」と言える姿を見せた。

●小園海斗
[試合]58 [打数]188 [打率].213
[本塁打]4 [打点]16 [OPS].565 [盗塁]1
評価:まずまずです(B)
4球団競合ルーキーは、後半戦に正遊撃手に定着。打席アプローチや守備にはまだまだ課題は多いものの、高い潜在能力の一端を見せつけてカープファンを喜ばせた。

文●Yuma

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