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スナック片手のギャップ萌え写真にSNSが騒然、集合写真でまさかの影武者(?)登場...【2023大谷翔平 珍事件簿】<SLUGGER>

松山ようこ

2023.12.27

▼「ホントに人間なの?」若手スターが大谷をツンツン
8月23日のレッズ戦で、大谷がヒットを放ち二塁に到達。すると、ショートを守っていた大型新人エリー・デラクルーズがすかさず笑顔で話しかけながら、CGか宇宙人にでも遭遇したかのように大谷を指先でツンツン。気付けば大谷の周りにはレッズ若手内野陣が集結していた。何でも、デラクルーズは前もってチームメイトに「大谷が出塁したら、本物の人間かどうか確認する」と予言していたそう。規格外のプレーでファンを沸かせる若きスーパースターにとっても、大谷は別格の存在だったようだ。

▼メッツ本拠地の電光掲示板を破壊!球団からは請求書?
8月26日、敵地シティ・フィールドでのメッツ戦で、大谷があわや本塁打の特大ファウルを放った。打球速度107.3マイル(172.7キロ)のレーザー弾で、右翼席上段の電光掲示板を直撃、パネルが破壊された。すると、メインビジョンには「請求書を送るからね、翔平」「もう他の物は壊さないでね、翔平」とユーモアあふれるメッセージが。壊れたパネル部分は後日オークションにかけられ、7010ドル(約104万6000円)で落札された。また、直撃部分に広告を出していたビール会社クアーズは、パネルが暗転した部分をそのままデザインにした記念缶(中身は空)を発売するや即完売で、商魂たくましく臨時の収益をゲットした。
▼チーム集合写真撮影で「影武者」が登場
9月5日の試合前、毎年恒例のチーム集合写真を撮影するために、エンジェルスの選手たちがフィールドに集合。すると背番号17を着用した、大谷とは似ても似つかぬ別人が登場。実はこの日、大谷は脇腹の検査で不在だったため、背格好の似た球団職員が代理で収まったという。球団いわく、後でうまく合成するのだとか。この一件が日米でニュースになると、そもそも二刀流の活躍が異次元すぎるからか、ネット上では「実は大谷は何人もいるに違いない」と影武者説が盛り上がった。

▼「大谷に5億ドルの価値はない」名物コメンテーターがまた炎上
9月20日、毒舌とユーモアがウリのESPNの看板キャスター、スティーブン・A・スミス氏が、トーク番組で「大谷に5億ドル(約744億円)の価値はない」と発言して炎上した。スミスは2年前にも「通訳が必要な大谷はMLBの顔とは言えない」と発言してアジア人差別だと集中砲火を浴び、謝罪したことがあった懲りない男。2日後、スミスはヤンキー・スタジアムで始球式を務めたが、ホームベースの手前でバウンドするトホホな投球で客席からはブーイング。でも、本人は「あれはチェンジアップだったんだ!」とスベり気味に抗弁していた。

文●松山ようこ

まつやまようこ。フリーランスの翻訳者・ライター。野球をはじめとするスポーツやエンターテイメント関連コンテンツの字幕翻訳をはじめ、Web、雑誌、SNSコンテンツ、関連ニュース、企業資料などの翻訳や制作を請け負う。『SLUGGER』で「笑劇トピックス」を連載中。

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