5位 史上初の10勝&40本塁打達成
二刀流として望み得る中でも最高峰の快挙だった。8月9日のジャイアンツ戦に先発した大谷は、「状態はずっと良くなかった」と語りながらも6回1失点と好投。2回に先制点を献上したものの、6回に味方が逆転して今季10勝目を手に。すでに40本塁打にも到達しており、史上初めて10勝&40本塁打を達成した選手となった。シーズンを通して投打ともに最高のパフォーマンスを見せた何よりの証左に対して、解説者AJ・ピアジンスキーは「とにかく驚異的。史上最高のシーズン」と称賛を惜しまなかった。
4位 ダブルヘッダーで完封&1試合2本塁打の大立ち回り
驚異の連続だった今季の大谷の今季のパフォーマンス。中でも、7月27日のタイガースとのダブルヘッダーはその極致だった。第1試合で先発マウンドに上がると、5回までパーフェクトと最高の立ち上がり。その後も凡打の山を築き、終わってみれば許した安打は1本のみ、、8奪三振の快投でメジャー初完投&初完封を記録した。第2試合のプレイボールはそのわずか45分後だったが、2番・DHでスタメン出場した大谷は、今度は2回の第2打席で2ラン、3打席目にもソロをぶち込む離れ業。「ダブルヘッダーの一日で完封&2本塁打」は史上初。対戦相手としてこの快挙を目撃した元三冠王のミゲル・カブレラも、「信じられないよ」と唖然とした表情だった。
3位 孤軍奮闘の末に2度目の右ヒジ手術……
MLBという世界最高の舞台で、二刀流でフル回転する。これは大谷の偉大さの何よりの証明だが、その代償は大きかった。思えば予兆はあった。6月27日には右手の爪割れ、7月4日には同じく右手のマメでそれぞれ途中降板。その後は登板がない日も脇腹や両足の張りで途中交代するケースが増えた。それでも休養を取らずに出場し続けた結果、8月23日についに限界が来た。対レッズのダブルヘッダー第1戦の2回途中、大谷はベンチのフィル・ネビン監督を自らマウンドに呼び寄せて降板。精密検査を経て右ヒジ靭帯損傷が判明し、投手としてはこの時点で今季終了が決まった9月には右脇腹痛により、打者としても今季終了。同月下旬に2度目の右ヒジ手術を受けた。
2位 WBCで侍ジャパンを優勝へ導く活躍
2023年の“大谷伝説”は、まず3月のWBCで幕を開けた。第1ラウンドでは中国戦で“開幕投手”を務め、オーストラリア戦では初回に広告の自分の顔に直撃する136m弾。全4試合で打点を挙げて全勝突破に大きく貢献した。戦いの舞台をアメリカに移した後も、準決勝のメキシコ戦で逆転サヨナラ劇の口火を切る二塁打などの名場面を演出し、やはり極めつけは決勝のアメリカ戦だった。試合前の「憧れるのはやめましょう」の名演説で始まり、最終回はマイク・トラウトとの“世紀の対決”で締めくくるなど、見どころだらけの一戦で侍ジャパンを3大会ぶりの優勝へと導いた。大会を通して侍ジャパンの投打の柱として活躍し、MVPに選出されたのも至極当然だった。
二刀流として望み得る中でも最高峰の快挙だった。8月9日のジャイアンツ戦に先発した大谷は、「状態はずっと良くなかった」と語りながらも6回1失点と好投。2回に先制点を献上したものの、6回に味方が逆転して今季10勝目を手に。すでに40本塁打にも到達しており、史上初めて10勝&40本塁打を達成した選手となった。シーズンを通して投打ともに最高のパフォーマンスを見せた何よりの証左に対して、解説者AJ・ピアジンスキーは「とにかく驚異的。史上最高のシーズン」と称賛を惜しまなかった。
4位 ダブルヘッダーで完封&1試合2本塁打の大立ち回り
驚異の連続だった今季の大谷の今季のパフォーマンス。中でも、7月27日のタイガースとのダブルヘッダーはその極致だった。第1試合で先発マウンドに上がると、5回までパーフェクトと最高の立ち上がり。その後も凡打の山を築き、終わってみれば許した安打は1本のみ、、8奪三振の快投でメジャー初完投&初完封を記録した。第2試合のプレイボールはそのわずか45分後だったが、2番・DHでスタメン出場した大谷は、今度は2回の第2打席で2ラン、3打席目にもソロをぶち込む離れ業。「ダブルヘッダーの一日で完封&2本塁打」は史上初。対戦相手としてこの快挙を目撃した元三冠王のミゲル・カブレラも、「信じられないよ」と唖然とした表情だった。
3位 孤軍奮闘の末に2度目の右ヒジ手術……
MLBという世界最高の舞台で、二刀流でフル回転する。これは大谷の偉大さの何よりの証明だが、その代償は大きかった。思えば予兆はあった。6月27日には右手の爪割れ、7月4日には同じく右手のマメでそれぞれ途中降板。その後は登板がない日も脇腹や両足の張りで途中交代するケースが増えた。それでも休養を取らずに出場し続けた結果、8月23日についに限界が来た。対レッズのダブルヘッダー第1戦の2回途中、大谷はベンチのフィル・ネビン監督を自らマウンドに呼び寄せて降板。精密検査を経て右ヒジ靭帯損傷が判明し、投手としてはこの時点で今季終了が決まった9月には右脇腹痛により、打者としても今季終了。同月下旬に2度目の右ヒジ手術を受けた。
2位 WBCで侍ジャパンを優勝へ導く活躍
2023年の“大谷伝説”は、まず3月のWBCで幕を開けた。第1ラウンドでは中国戦で“開幕投手”を務め、オーストラリア戦では初回に広告の自分の顔に直撃する136m弾。全4試合で打点を挙げて全勝突破に大きく貢献した。戦いの舞台をアメリカに移した後も、準決勝のメキシコ戦で逆転サヨナラ劇の口火を切る二塁打などの名場面を演出し、やはり極めつけは決勝のアメリカ戦だった。試合前の「憧れるのはやめましょう」の名演説で始まり、最終回はマイク・トラウトとの“世紀の対決”で締めくくるなど、見どころだらけの一戦で侍ジャパンを3大会ぶりの優勝へと導いた。大会を通して侍ジャパンの投打の柱として活躍し、MVPに選出されたのも至極当然だった。
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