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MLB

【2010年代シーズン別プレイバック:後編】カブス108年ぶり世界一、大谷が新人王受賞、そしてイチローが引退した2010年代後半を振り返る

城ノ井道人

2020.04.08

19年、ナショナルズは球団創設51年目にして初の世界一を成し遂げた。写真:田口有史

19年、ナショナルズは球団創設51年目にして初の世界一を成し遂げた。写真:田口有史

▼2019年
【ワールドチャンピオン】
ワシントン・ナショナルズ(球団史上初)

【主な出来事】
▶マリアーノ・リベラが史上初の満票殿堂入り(1月)
▶イチローが日本開幕シリーズで現役引退(3月)
▶ロンドンで欧州初のMLB公式戦が開催(7月)
▶ピート・アロンゾ(メッツ)が新人史上最多の53本塁打(9月)
▶ワシントン・ナショナルズが球団史上初の世界一(10月)
▶ヒューストン・アストロズのサイン盗みスキャンダルが発覚(11月)

 前年に続いてFA市場が停滞した一方、大物選手は続々と超大型契約を手にした。2月にマニー・マチャドがパドレスと10年3億ドルでサインすると、3月にはブライス・ハーパーが13年3億3000万ドルでフィリーズ入り。開幕直前にはマイク・トラウト(エンジェルス)が12年4億2600万ドルの延長契約を結んだ。

 格差拡大は球団間も同様で、100勝チームも100敗チームも4つずつという史上初の結果。ディケイド前半のカブスやアストロズに倣ったタンキングを敢行するチームが増え、観客動員も低迷した。一方、打高投低はさらに加速し、ピート・アロンゾ(メッツ)が2年前に作られた新人本塁打記録を塗り替え、史上初めて年間300本塁打を記録するチームも生まれた(ツインズとヤンキース)。

 ワールドシリーズは、ナショナルズが逆転に次ぐ逆転でジャスティン・バーランダー&ゲリット・コールの二大エースを擁するアストロズを下し、球団創設51年目にして初めて頂点に立った。もっとも、日本のファンにとって最も印象深い出来事は、イチロー(マリナーズ)の現役引退に尽きる。深夜に及んだ会見も含め、数々の偉業を成し遂げたレジェンドの最後の姿は、多くのファンの記憶に残るだろう。

文●城ノ井道人

※『スラッガー』2020年3月号より加筆・修正の上、転載

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