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プロ野球

「僕は他の誰でもない自分自身でいたい」――“ダイヤの原石”C・スチュワートの現在地【インタビュー Vol.1】

2019.09.17

――その時、ホークスの試合も観戦したそうですね。日本の球場の雰囲気はアメリカとかなり違うと思いますが?

(ヤフオクドームで)2試合観戦したけど、とにかく驚いたし、すごく楽しかった。もちろん、試合自体も素晴らしかったんだけど、個人的にアメリカより日本が優れていると思うのはファンの声援や応援歌があることだね。一球一球にすごく集中していて、本当にすごかった。とにかく、アメリカとは全然違うスタイルのベースボールに惹かれたんだ。

 それから、(入団して)練習が始まるまでの1週間で、いろんな人が話しかけてくれて、僕のことを知ろうとしてくれたのもうれしかった。アメリカなら、いくらその選手がすごい存在でもそんなことは起こらないよ。
 
――入団に際して、代理人のスコット・ボラスが菊池雄星(マリナーズ)を例に挙げて、日本の優れた投手育成システムについて説明したというのは本当ですか?

 菊池、大谷(翔平/エンジェルス)、田中(将大/ヤンキース)とかね。MLBでも誰もが知っている一流の投手ばかりだ。日本に来てからも千賀とか素晴らしい投手がたくさんいる。彼らはアメリカに行ったらすぐに大きなインパクトを残せるはずだよ。ここには素晴らしいタレントがたくさんいる。

――千賀投手のお化けフォークは実際に見たことがありますか?

 動画では前にも見たことがあった。日本に来てから、彼のピッチングを見る機会が2回あった。とにかくえげつないフォークだね。本当に素晴らしいボールだ。メジャーでもバッターをねじ伏せることができると思うよ。というのも、フォークを投げるピッチャーはアメリカには少ないからね。もちろん、球自体もすごいし。ファストボールと組み合わせたら、世界中どこで投げてもインパクトを残せるはずさ。それくらいすごいピッチャーだよ。
 

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