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プロ野球

【2020ドラフト候補ランキング:31~50位】高校球界を代表する右のスラッガーや社会人の速球派右腕がランクイン

西尾典文

2020.09.22

▼42位:山本晃希[投手・日本製鉄かずさマジック](前回順位:ランク外)
(やまもと・こうき/右投右打/熊毛南高→九州国際大)
 高校時代から評判の本格派右腕。昨年は150キロを超えても打たれる場面が目立ったが、今年は変化球の制球力が向上して安定感がアップした。力で押すリリーフでの投球も魅力だが、先発としても結果を残せていることは大きなプラス要因だ。
タイプ診断:#本格派

▼43位:小牟田龍宝[投手・青森山田高](前回順位:ランク外)
(こむた・りゅうほう/右投右打)
 東北ではナンバーワンの呼び声高い本格派右腕。下級生の頃から先輩の堀田賢慎(巨人)とともに活躍し、昨年秋は故障に苦しんだが最終学年で見事に復活を遂げた。流れのスムーズなフォームは躍動感があり、140キロ台中盤のストレートは勢い十分だ。
タイプ診断:#躍動感

▼44位:笠島尚樹[投手・敦賀気比高](前回順位:26位)
(かさしま・なおき/右投右打)
 昨年夏の甲子園では2年生エースとして見事なピッチングを披露。コーナーを突く制球力は高校生離れしたものがあり、打者を簡単に打ちとる投球ができる。ボール自体の力はそこまで感じないが、センスの良さは高校球界でも指折りだ。
タイプ診断:#安定感
 
▼45位:佐藤宏樹[投手・慶応大](前回順位:11位)
(さとう・ひろき/左投左打/大館鳳鳴高)
 東京六大学を代表する本格派左腕。1年秋に防御率1位と華々しいデビューを飾ったが、その後は故障に苦しんでいる。今年もヒジの手術を受けて夏にようやく実戦復帰した段階。素材の良さは間違いないだけに、どこまで復調した姿を見せられるかに注目が集まる。
タイプ診断:#本格派 #未完の大器

▼46位:小郷賢人[投手・東海大](前回順位:23位)
(おごう・けんと/右投右打/関西高)
 最速155キロを誇る東海大のクローザー。故障が多く、なかなか安定した投球が続かないのは難点だが、ボールの力は大学球界でもトップクラスなのは間違いない。故障からの復帰登板となる秋のリーグ戦ではどこまで結果を残せるかに注目したい。
タイプ診断:#剛腕 #リリーフタイプ

▼47位:萩原哲[捕手・創価大](前回順位:47位)
(はぎわら・てつ/右投左打/日南学園高)
 1年春から不動のレギュラーとして活躍している強肩強打の捕手。素早いスローイングはアマチュア球界でもトップクラスで、キャッチングの安定感も光る。打撃には少し波があるものの、パンチ力と広角に打ち分けられるのは魅力だ。
タイプ診断:#強肩
 

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