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プロ野球

【日本シリーズ第3戦|採点&寸評】ソフトバンク6-2巨人|2安打3打点のデスパイネ、好リリーフの石川に高評価。巨人は打線の中心を担う2人が…

氏原英明

2019.10.23

【巨人・総評】
4.5
2本塁打を放った1番の亀井の孤軍奮闘だけが目立った。代打陣は積極性に欠け、救援陣もボール先行が多く、気持ちで押されている印象だった。2人のルーキーがマウンドに立ったが、先発の高橋優貴、3番手の戸郷翔征とも若さを露呈した形になった。

1 右 亀井義行 6.0
チームの全得点を叩き出す2本塁打。どちらも特大の一発だった。初回の先頭打者アーチに東京ドームは大きく湧いたのだが……。

2 遊 坂本勇人 4.5
4打数3三振とまったく結果を残せなかった。亀井の本塁打後、積極的に行く姿勢は見せたが、後続に流れをつなげることはできなかった。

3 中 丸佳浩 5.0
依然としてシリーズ無安打が続く。状態は悪くなかったが、今日はらしくない打席が多かった。最終打席の四球を前向きに捉えたい。


 
4 三 岡本和真 4.5
4打数無安打2三振。ソフトバンク投手陣の変化球攻めに翻弄され、最後の打席では何を狙っていたのか分からないくらいに混乱していた。奮起しなければならない。

5 一 阿部慎之助 5.0(9回交代)
割れんばかりの歓声を浴びてバッターボックスに立つ姿は期待感を高めているが、9回の1安打のみに終わった。代打としてベンチに置いておくほうがいいかもしれない。

6 捕 大城卓三 5.0
1安打を放つも、キャッチャーとしては課題が残る試合だった。ルーキー2人をもう少し引っ張ってほしかった。

7 左 ゲレーロ 5.5
打席の雰囲気が良く、1安打1四球と2度の出塁。残りの2打席2三振が翌日に響かなければいいが…。
 

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