●ピッツバーグ・パイレーツ
「天地がひっくり返っても大谷が入団することはない」と断言できる球団の一つ。まず、チームは現在、再建の真っ只中。楽しみな若手はいるが、23年オフはプレーオフを争うような戦力はまだ整っていないはず。
加えてオーナーがドケチで有名で、収益分配で得た金すら補強に使わないことでファンから批判を浴びているほど。ちなみに、球団史上最高額のFA契約は14年オフに先発左腕のフランシスコ・リリアーノと結んだ3年3900万ドル。この時点でお察しだろう。
▼戦力充実度 ★☆☆☆
▼財政余裕度 ★☆☆☆
●セントルイス・カーディナルス
00年以降の22シーズンで、プレーオフ進出を果たせなかったのはたった7回という優等生。「勝ちたい」という大谷の希望を最も叶えてくれそうな球団の一つと言っていい。ただ、カーディナルスが大谷獲得に動くかとなると話は別だ。
20年オフに獲得したノーラン・アレナードは26年まで超大型契約が残っていることに加え、ヤンキースやレッドソックスと違ってFA市場で大金をばらまくようなことはほぼない。堅実なチーム作りこそが“カーディナルス流”で、そう考えると大谷獲得もなさそう?
▼戦力充実度 ★★★☆
▼財政余裕度 ★★★☆
●アリゾナ・ダイヤモンドバックス
01年に創設わずか4年目で世界一を勝ち取った際はランディ・ジョンソン、カート・シリングら大物スターが揃っていたが、現在の資金力はむしろ「貧乏球団」にカテゴリーされるレベル。
ここ1~2年はオーナーが総年俸削減を命じて戦力が低下し、昨季は52勝110敗と低迷した。今季チーム最高給のケテル・マーテイでも840万ドルに過ぎず、ここに年4000万ドル~5000万ドルが相場と言われる大谷が加わるとは考えづらい。
▼戦力充実度 ★★☆☆
▼財政余裕度 ★☆☆☆
●コロラド・ロッキーズ
19年2月に生え抜きスーパースターのノーラン・アレナードと8年2億6000万ドルの大型長期契約を結んだが、そのわずか2年後にトレードで放出。マイナー組織は枯渇状態、フロント内部の問題も顕在化するなど、これでもかというくらいネガティブな材料が多い。大谷にとってクアーズ・フィールドは18年に打撃練習で特大弾を飛ばし、昨年はオールスター出場と思い出深い場所だが、本拠地としてプレーすることはないだろう。
▼戦力充実度 ★★☆☆
▼財政余裕度 ★★☆☆
「天地がひっくり返っても大谷が入団することはない」と断言できる球団の一つ。まず、チームは現在、再建の真っ只中。楽しみな若手はいるが、23年オフはプレーオフを争うような戦力はまだ整っていないはず。
加えてオーナーがドケチで有名で、収益分配で得た金すら補強に使わないことでファンから批判を浴びているほど。ちなみに、球団史上最高額のFA契約は14年オフに先発左腕のフランシスコ・リリアーノと結んだ3年3900万ドル。この時点でお察しだろう。
▼戦力充実度 ★☆☆☆
▼財政余裕度 ★☆☆☆
●セントルイス・カーディナルス
00年以降の22シーズンで、プレーオフ進出を果たせなかったのはたった7回という優等生。「勝ちたい」という大谷の希望を最も叶えてくれそうな球団の一つと言っていい。ただ、カーディナルスが大谷獲得に動くかとなると話は別だ。
20年オフに獲得したノーラン・アレナードは26年まで超大型契約が残っていることに加え、ヤンキースやレッドソックスと違ってFA市場で大金をばらまくようなことはほぼない。堅実なチーム作りこそが“カーディナルス流”で、そう考えると大谷獲得もなさそう?
▼戦力充実度 ★★★☆
▼財政余裕度 ★★★☆
●アリゾナ・ダイヤモンドバックス
01年に創設わずか4年目で世界一を勝ち取った際はランディ・ジョンソン、カート・シリングら大物スターが揃っていたが、現在の資金力はむしろ「貧乏球団」にカテゴリーされるレベル。
ここ1~2年はオーナーが総年俸削減を命じて戦力が低下し、昨季は52勝110敗と低迷した。今季チーム最高給のケテル・マーテイでも840万ドルに過ぎず、ここに年4000万ドル~5000万ドルが相場と言われる大谷が加わるとは考えづらい。
▼戦力充実度 ★★☆☆
▼財政余裕度 ★☆☆☆
●コロラド・ロッキーズ
19年2月に生え抜きスーパースターのノーラン・アレナードと8年2億6000万ドルの大型長期契約を結んだが、そのわずか2年後にトレードで放出。マイナー組織は枯渇状態、フロント内部の問題も顕在化するなど、これでもかというくらいネガティブな材料が多い。大谷にとってクアーズ・フィールドは18年に打撃練習で特大弾を飛ばし、昨年はオールスター出場と思い出深い場所だが、本拠地としてプレーすることはないだろう。
▼戦力充実度 ★★☆☆
▼財政余裕度 ★★☆☆