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侍ジャパン

杉内俊哉や千賀滉大が奮闘した「第2先発」の重要性。侍J世界制覇のカギとなる役割を担うのはいったい誰か?【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.02

 そもそも、先発投手である彼らが短期間でアジャストしていくことに無理がある。完璧を目指すよりも今のベストを尽くす。

「勝たなければいけない」「準備を完璧にできないといけない」と思うほど、負のスパイラルに陥りかねない。それよりもできることを精一杯やって、野球を楽しむことで道は開ける。

「能力の高い選手が集まっているんで、大会前にはいろいろありますけど、最後は(調子を)合わせてくれるんじゃないかと、僕は信じています」

 栗山監督はそう語っている。
 
 2イニングで4失点して途中降板した宮城も含めて、今大会の重要な役割を果たす選手たちは、今、試行錯誤しながら準備を整えている。

 まだ時間はある。3回大会までを孤軍奮闘した杉内のように、アメリカの舞台で圧巻の投球を見せた千賀のように――。誰もが知る存在となった「第2先発」が今大会も鍵を握る。

取材・文●氏原英明(ベースボールジャーナリスト)
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