47位：萩原哲［捕手・創価大］
（はぎわら・てつ／右投左打／日南学園高）
関東の大学球界を代表する強肩強打の捕手。セカンド送球は楽に2.0秒を切り、１年春から不動の正捕手として活躍している。この秋の関東大学選手権では初戦で敗れたものの、一発を含む３安打６打点の大活躍を見せた。
タイプ診断：#強肩

48位：西野力矢［三塁手・大阪桐蔭高］
（にしの・りきや／右投右打）
新生・大阪桐蔭を牽引する右のスラッガー。旧チームから中軸を任されており、フルスイングは迫力十分。サードから見せる強肩も持ち味だ。秋の近畿大会では中森（明石商）からライト方向へ一発を放ち存在感を示した。
タイプ診断：#長距離砲

49位：内田了介［投手兼外野手・埼玉栄高］
（うちだ・りょうすけ／右投右打）
投手、野手両面で面白い好素材。投げても最速146kmを誇り、長打力も高校生離れしたものがある。まだまだ粗削りで課題は少なくないが、長所が上手く伸びていけば投手、野手どちらでもプロを狙える素材だ。
タイプ診断：#ダイヤの原石　#二刀流
  50位：内山壮真［星稜高・捕手］
（うちやま・そうま／右投右打）
入学直後から中軸を任されている北信越を代表する強打者。新チームからは本職の捕手を任され、神宮大会でも見事なスローイングを見せた。攻守ともにまだまだ雑なところが目立つが、能力の高さは折り紙つきだ。
タイプ診断：#強肩

文●西尾典文

【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間約300試合を取材し、全国の現場に足を運んでいる。ドラフト、アマチュア野球情報サイト「PABBlab」を今年８月にリリースして多くの選手やデータを発信している。