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打者専念の大谷は40本塁打&40盗塁の大記録を達成し、ドジャースは強打の遊撃手を途中補強。そして世界一は…2024年MLB「5つの大予言」<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2024.03.30

▼マリナーズが球団史上初のワールドチャンピオンに!

 2023年は、創設62年目にしてレンジャーズが初の頂点に立った。だが、データサイト『FanGraphs』の昨季開幕前の予想では、レンジャーズの世界一確率はわずか2.0%だった。ということは、今季もドジャースやブレーブス、アストロズといった「本命」ではなく、「意外なチーム」がワールドチャンピオンになる可能性は十分ある、と考えるべきだろう。

 ここで注目したいのがマリナーズだ。今季の世界一確率はわずか4.2%。しかも、同地区にはアストロズやレンジャーズといった強豪もいる。それでも、22年は実に21年ぶりのプレーオフ進出を果たし、昨季もシーズン最終盤まで地区優勝を争うなど、レンジャーズと互角に渡り合える戦力を誇っている。
 
 特にルイス・カスティーヨ、ローガン・ギルバート、ジョージ・カービーを中心とする先発投手陣は球界屈指の陣容を誇り、FanGraphsの予想でもプレーオフ進出確率は60%以上と出ている。ひとたび10月の舞台に立てば、あとは勢いが物を言うのは、昨年のレンジャーズやダイヤモンドバックスが証明した通り。パワーとスピードを兼ね備えた23歳のセンター、フリオ・ロドリゲスをはじめ、プレーオフで勢いをもたらし得る若い力にも事欠かない。

 昨オフは思わぬ予算削減策がファンの反感を買ったものの、いざ世界一が近づいたという実感があれば、オーナーも補強にGOサインを出すはず。1977年の球団創設以来、まだワールドシリーズの舞台に立ったことすらないマリナーズだが、今季は大輪の花を咲かせるに違いない。

構成●SLUGGER編集部

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