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MLB

15年目のキャリアハイ達成のロッテ国吉佑樹「ここからは1年1年が生き残るための勝負」新シーズンへの誓いと古巣DeNAへの想い

萩原孝弘

2025.01.23

☆古巣との因縁

 昨年オフには移籍時から意気投合した佐々木千隼がベイスターズに現役ドラフトで移籍。今年は記録が途絶えた試合では元ベイスターズの伊藤裕季也に打たれ、今季再びチームメイトとなったネフタリ・ソトとは「横須賀でテストを受けていたときのピッチャーが僕だったんですよ。その時に打たせてあげたのでベイスターズに入れたんですよ」とジョークを飛ばせるほどの仲。プロとしての産声を上げたベイスターズとは、未だに不思議と縁が残る。
 
 そのベイスターズは、セ・リーグ初の下剋上からの日本一に輝いた。「ウチが敗退してからは応援していましたよ。もちろん知っている選手も多いですし」とテレビで観戦していたと告白。「刺激はもちろん受けました。来年はこっちがやりたいですよね。プロ入りして以来一度も経験したことのないリーグ優勝、そして日本一になりたいですよ」と頂を目指す気持ちはより、高まった。「まずは交流戦が横浜スタジアムなので、そこで対戦したいですよね」と目標を掲げ、最終的には「日本シリーズで再びやりたいですね。もちろん勝つのはマリーンズですけどね」とキラリと八重歯を光らせた。

 またTBS時代のベイスターズを知る現役選手は昨年アメリカから復帰した筒香嘉智とくふうハヤテの田中健二朗だけとなってしまったことにも思いを馳せる。「当時の長浦の寮や古い球場施設とか、思い出はたくさんあります。健二朗さんにはよく車に乗せてもらって、買い物とかもよく連れて行ってもらっていたのは懐かしいですね。NPB12球団に限ったら筒香と僕と2人だけなので、共により長く選手生活が続けられるように。ここからは1年1年が生き残るための勝負。精一杯戦って行きますよ」と息の長い活躍を誓った。

 プロ16年目も「どこでも投げられる強みを活かして、チームのためにやっていきたい」と誓う背番号92。育成出身のパイオニアは、ひたむきに勝利を追い求め、まだ見ぬ頂点に向かい進撃を続けていく。

取材・文●萩原孝弘
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