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プロ野球

【日本シリーズ第1戦|採点&寸評】ソフトバンク7-2巨人|最高評価は7回1失点の千賀!ノーヒットの岡本、連打を浴びた田口は…

氏原英明

2019.10.20

8 二 田中俊太 5.5
1打席目の三振から粘る姿勢を見せていた。3打席目は一打同点のチャンスを作る左翼前安打。千賀にも振り負けていなかった。

9 捕 小林誠司 5.0
先発の山口俊をうまくリード。逆転弾は仕方ないだろう。打席では2打席とも淡白に終わり、3打席目のチャンスで代打を送られた。

<野手途中出場>
重信慎之介 5.0
ゲレーロ、田中俊太の連打で作ったチャンスで代打で登場も見逃し三振に終わった。

炭谷銀仁朗 ―(7回守備)
若林晃弘 ―(9回代打)
<投手>
山口俊 5.0
先制直後に逆転されたのは痛かった。ホームランは相手を褒めるしかないが、中村晃の二塁打は失投。追加点のきっかけとなった牧原の二塁打も失投だった。

マシソン ―
先頭の松田に出塁を許して3分の1のみで交代した。

田口麗斗 4.5
マシソンの後を受けて、対左に起用されたが、牧原、柳田に適時打を打たれていいところなく終わった。次回からの起用について再考しなければいけない。

澤村拓一 ―
2人の走者を出したが、1イニングを無失点に抑えた。

<監督>
原辰徳 5.0
阿部と大城、ゲレーロを同時に起用する攻撃型打線で千賀に向かうも結果に繋がらず。最終的には、左の代打不足を招く形になってしまった。継投策は最善を尽くしたが、7回のピンチでは、田口の起用が裏目に出た。

取材・文●氏原英明(ベースボールジャーナリスト)

【著者プロフィール】
うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『スラッガー』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。近著に『甲子園という病』(新潮社)、『メジャーをかなえた雄星ノート』(文藝春秋社)では監修を務めた。

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